2020年6月13日 (土)

平城宮跡を鑑賞する

近鉄電車で奈良市に向かうと右手側に大きな建物が目に付く。朱雀門だ。

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もちろん復元されたものだが平城宮(へいぜきゅうと呼ぶのが正しい

という)の正面に位置する最も重要な門であったらしい。

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朱雀門を過ぎると近鉄奈良線で頻繁に電車が往来している。誰もが違

和感を感じると思うが発掘時期にはすでに営業中だったので簡単に線

路を変更できないようだ。

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中央区朝堂院、南門、などは復元工事中です。

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復元された第一次大極殿。朝廷の正殿で国家的儀式が行われたところ

らしい。

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朱雀門も第一次大極殿も威風堂々として世界に誇れる建築物だと思う

がこの日は閉館中で見学できませんでした。第一次大極殿の右側には

第二次大極殿跡があります。こちらは朝政の場、つまり朝廷の政務一

般が行われたところらしいが、朝早く朱雀門をくぐり広大な庭を歩い

て大極殿向かう役人は日々誇らしい気分になっていたのではないでし

ょうか。

2020年6月 9日 (火)

うすくち龍野醤油資料館

醤油が産業として確立したのは16世紀の頃らしい。野田や銚子が有

名だが龍野もそのひとつです。

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龍野醤油をヒガシマル醤油と改称したころ本社であった建物を醤油資

料館としています。

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ヒガシマル醤油のうどんスープは近畿地方で絶大な人気があって各家

庭に常備されているらしい。私の場合すがきやとどちらのスープにす

るか悩むこともあるのだが次回は必ずヒガシマルにします

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こちらの醤油原料は大豆、小麦、米、塩だが米は蒸して甘酒にするの

が他所とは違いうすくちになるとのこと。

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当時の各種道具も展示されています。

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社長室らしいがどんな会話が交わされたのでしょうか。現在のヒガシ

マル醤油は揖保川沿いに近代的な大工場が建っていてその威容に圧倒

されます。それもこの伝統があっての事でしょう。

2020年6月 8日 (月)

龍野城

たつの市龍野町にあります。

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明治の初め城は廃藩置県により取り壊され、その後近くに裁判所が

てられています。こちらは再建されたものですね。


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理門。

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本丸御殿。城主は次々と変わり一時は代官により支配されていたとい

います。そのため脇坂氏が入部した際には城や侍屋敷は取り壊されこ

とごとく田畑になっていたらしい。幕府に忖度した脇坂氏は本丸御殿

の城とし政庁と藩主の住まいとしました。天守が無いため大分違和感

があります。

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内部は資料館になっていますが興味をひくものは少ないようです。奥

にあるトイレを借りたのだが、室内が香り高い杉板で作られていて設

備も最新機器で実に快適でした。

2020年6月 5日 (金)

たつの歴史文化資料館

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龍野城敷地内に郷土出身八重洲ブックセンター創業者により建物の寄

贈を受けたらしい。

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小規模のながら石器から縄文時代、城下町から近世まで展示されてい

ます。

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各地で発掘される三角縁神獣鏡だが播磨地区では最も古い古墳からの

出土らしい。

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7世紀の条里制が整った頃当地は瓦造りが盛んだったといいます。

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南部は瀬戸内海に面しているので漁業が盛んであるらしい。魚獲りを

許可する鑑札。

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梛八幡神社の獅子舞。如何にも面白そうで一度見てみたいものだ。

2020年4月16日 (木)

七里の渡し

七里の渡しとは江戸時代始まりの頃東海道における唯一の海上路で、

熱田宿と桑名宿間は海路で通行する事とし、その距離が七里であった

ことに由来する。ブラタモリでは熱田側が紹介されていましたね。

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こちらは桑名側で揖斐川と長良川が合流する河口近くになります。

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伊勢の国東玄関として鳥居が建てられたらしい。現在は伊勢神宮宇治

橋の鳥居を使用しているという。

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前方に見える白い建物は水門の管理棟になっているようだが昔にもあ

ったらしい。

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浮世絵に描かれています。この辺りに多くの船が係留されていたので

しょう。

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遺構らしきものはほとんど残っていないので歴史を感じたい者には残

念な状況です。周辺は公園として整備されていて河口をのんびりと歩

く人が見受けられました。散歩には良い場所だと思います。

2020年4月 2日 (木)

八甲田山雪中行軍遭難資料館

青森市から十和田湖に向かう道路沿いにあります。地名は幸畑だが映

画「八甲田山死の彷徨」で聞いた地名のような気がします。雪中行軍

の途中道であるわけだがこの辺りはなだらかな丘という印象です。

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バス停の名前は幸畑墓苑となっていて墓地公園として整備されていま

す。

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明治35年青森歩兵第五連隊は雪中行軍を実施するのだが途中悪天候

で大部分の者が死亡するという惨事になった。世界最大級の山岳遭難

事故とされています。行軍道中の大滝平では後藤伍長が立ったまま仮

死状態で見つかったらしい。これは馬立場にある記念碑のレプリカで

す。

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当時歩兵の弁当だが凍って食べることは出来なかったらしい。

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冬山に対する装備が貧弱で寒さに対する知識も少なかったらしい。

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映画では神成大尉と山口少佐の指揮系統に齟齬があり遭難の一因と

れているが、当時の行軍そのものが無理なものであったらしい。ま

救出された山口少佐は病院で責任を取って拳銃による自殺をしたこ

になっているが凍傷で不可能だったという。陸軍の記録では心臓麻

とされているが、不祥事の発覚を恐れた陸軍が毒殺したという説も

ります。

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明治36年に創設されたらしい。山口少佐や下士官、そのほか200

名あまりの墓碑が並んでいます。

2020年4月 1日 (水)

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青函連絡船が廃止になった後、青森の記念碑にしようと平成2年青函

航路の花形だった八甲田丸を往時に近い状態で海上博物館として保存

している。

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当時は青森駅から橋を渡って直接船に乗れたのだが現在橋は取り払わ

れています。階段を上って船内に入るわけだが係留するため岸側の船

体には鉄骨が追加されていました。

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駐車場があります。

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青函連絡船には3回乗船しているわけだがこの八甲田丸に乗ったかど

うかは覚えていない。約4時間の乗船で甲板に出ると煙突からの煙の

臭いがひどかったのを思い出します。函館からの帰りでは船を降りる

とすかさず走り出して汽車の座席を確保する人が多かったのは懐かし

い思い出だ。

2020年3月31日 (火)

青森県立郷土館

青森市内にある博物館です。昭和48年に開館したらしい。

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道路沿いにあるのですがこの左側に駐車場があって楽々停めることが

出来ました。

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2階は考古、自然、歴史の展示。3階は民族や郷土の先人の展示など

。りんごと青森県とされる展示があるのはさすがに当地だけのことは

ある。

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青森県には青森市三内丸山遺跡、つがる市亀ヶ岡遺跡、八戸市是川遺

跡など名だたる所が多くあります。こちらでもいろいろ紹介されてい

るのだが各地の遺跡にも展示場があるので展示物の重複感は否めない

。時間の無い人はこちらだけ見ても十分満足できると思います。

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土器は簡単に出来ると思っていたがかなり手間を掛けていたらしい。

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八戸市是川遺跡から出土した合掌土偶のレプリカです。本物は八戸の

是川縄文館に展示されているので見に行きたかったが、青森市からは

かなり遠いのです。レプリカとしても不思議な土偶を見ることが出来

たのでこれで良しとしよう。

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亀ヶ岡石器時代遺跡より出土した遮光器土偶のレプリカです。本物は

東京国立博物館にあるらしい。これも不思議な土偶といえる。

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考古学の展示として広範に展示されています。見応えはあるのだが来

館者は実に少なくて私のほか一人だけだった。受付の人は2名であっ

て座っているだけなので如何にも暇そうでした。

2020年3月30日 (月)

特別史跡 三内丸山遺跡

東横インは簡素ながらバイキングの朝食が付いてこれも楽しみの一つ

だ。エレベーターに乗ると、

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個包装で提供とある。時節柄どのようにしているのだろうと思ってい

たのだが個包装とは、

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おにぎりと玉子焼き、ソーセージと漬物。そしてカップのみそ汁でし

た。いつものバイキングからみるとずいぶん寂しいが仕方あるまい。

もちろんお替りは自由です。

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宿泊客も少ないと見えていつもは混雑する会場もがら空き状態です

当然中華系言語は皆無ですね。

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青森県は全国的にも遺跡が多いことで知られる。海が近くて北海道か

らの往来も多かったためと思われます。その中でも三内丸山遺跡は江

戸時代から知られているほど日本でも有数の巨大集落があったらしい

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館内の展示物と屋外の復元展示物にわかれます。まずは館内から。

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多くの遺物を見るとこの地が広範な地域との結びつきが有ったことが

分かる。

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館内から外に出ると竪穴住居や掘立柱建物などが復元されています。

住居跡は780軒にも及ぶらしい。6000年から4000年前まで

集落を形成していたといいます。

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巨大な集落には大型の住居も欠かせない。巨大な栗の木で作られてい

たらしいが、それらは栽培されたものを利用したといいます。縄文時

代では食料などを確保するため定住することは少ないのだがこちらは

よほど条件が良かったということでしょう。そういえばこの地は海あ

り、川あり山ありそして平野ありとすべての条件がそろっています。

稲作が始まるのは2000年以上後の事で、食料自給は厳しいながら

、協力して生活を営んでいたことと思われます。

2020年2月14日 (金)

高島歴史民俗資料館

先ずは近くの白髭神社にお参りします。

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うーむ、神々しいというか不思議な光景だ。

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高島市で出土した埋蔵文化財を展示しています。継体大王の出自に絡

む鴨稲荷山古墳、平安時代前期の地方役所と考えられる鴨遺跡、大溝

城と大溝陣屋などから発掘された考古資料が見学できます。

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楽器とされているが使い方は判っていないらしい。

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発見された石棺から人骨が出た。約1500年前のものらしく復元さ

れた顔ですね。大和政権が統一国家を目指していた頃で高島の地が重

要な交通路であった証らしい。

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マイナーな博物館で職員も一人だけだが、展示物はなかなか見ごたえ

があります。入館は無料で気軽に入ることが出来る。来館者は少ない

うでこの時は私だけでした。この方が貴重な資料を存分に見ること

出来て有難いです。

2020年1月23日 (木)

年縞博物館

三方上中郡若狭町鳥浜にあります。23,24日は国際年縞研究会が

当地で開催されるので入館料が無料になります。年縞だけを見てもつ

まらんという気持ちがあって訪問していなかったが無料となれば行っ

てみる気になるでしょう。

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縄文博物館のすぐ隣です。

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二日間が無料であることはNHKの報道で知ったのだが知らない人は

多いと見えて来館者は少ないです。

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年縞とは「長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模

様の湖底堆積物」のことで、1年に1層形成されます。縞模様は季節

によって違うものが堆積することで、明るい層と暗い層が交互に堆積

することでできるものです.....らしい。

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7万年前からの堆積物が展示されていて、細部を調べれば当時の気温

や降水量、火山活動などが分かるという。確かに過去のことが分かる

のは素晴らしいと思うが実物の年縞を見ても素人はさっぱり分からな

い。これがどうにも人気の出ない博物館の原因でしょう。解説は充実

していて勉強になるが年縞の中に化石や灰が一目で見えないのは寂し

いです。展示品を見ていると外国人を含む一団が通りかかり学芸員

思われる女性がなんとかaround......と説明していました。国

年縞研究会の方々ですね。

2019年12月25日 (水)

吉胡貝塚史跡公園

愛知県田原市吉胡町にある縄文時代の貝塚跡です。

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豊橋鉄道渥美線三河田原駅からは3キロ余りあるようだ。駅前でバス

に乗ろうとウロウロしていると近くにいた人が駅に観光用の無料自転

車があると教えてくれました。自転車は5台用意されていて好きなの

が選べます。26インチのギア付きを選択しました。バイクには乗っ

ていたものの自転車は20年振りぐらいですぐには慣れない。おまけ

にサドルが一番上まで上げてあって下げようにも錆びついていて不可

能だ。身長170センチの私でもつま先立ちでやっと地面につかえる

状態でこれ女性にはほとんど不可能だね。27インチのにしなくてま

だ良かったよ。

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こちらは300体を超える人骨が発掘されたことで有名です。貝塚に

は貝殻が見つかるのはもちろんだが土器や石器、犬や人の骨も見つか

る。再びこの世に戻ってくることを願った神聖な場所だったらしい。

骨を土に埋めると酸性のためいずれ消滅するが貝塚の場合、貝のカル

シュウム分で保存されるわけです。何千年も前に生きた人がどのよう

な顔や体つきでどのような生活をしていたかは骨を見るとある程度わ

かるらしい。

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堅いものを食べていたので歯はすり減っているという。虫歯も多いよ

うで厳しい生活が想像される。

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ここで現実に人骨が見つかったらしい。何千年も前に人が住んでいた

場所に来ているわけで縄文人とふれあいが出来たような気がしました。

2019年12月22日 (日)

神戸税関見学

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フラワー道路沿いにある神戸税関には広報展示室が設けられています。

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見学は自由なのだが警備員の方が立っていてそこで住所氏名などを記

帳する必要があります。簡単な展示だと思うのだが丁寧な事だ。

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通関、関税の徴収などのほか近年は密輸の取り締まりにも力を入れて

いるらしい。

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輸入禁止品。

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銃や覚せい剤は実に巧妙に加工した物品に紛れ込ますようだ。

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密輸品に関する物品の展示がほとんどです。これを見ると知恵比べと

いえるほどだし、職員の方も大変ですね。

2019年12月 6日 (金)

敦賀原子力館

敦賀湾の端、立石に水島という夏だけ渡れる無人島が有って三宅氏も

行っている。この時期、道から眺めるだけだが美しい島らしいことは

わかりました。近辺には原子力発電所が有ってPR館もあります。

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敦賀原発の1号機とすぐ近くのふげんは廃炉が決まっている。PR館

訪れる人も少ないようで、案内の女性があわてて事務所から出て来

した。

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PR館のガラス越しに発電所を眺めるようになっています。この辺り

はツグミやマガモが飛んでくるらしい。

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展示物は少なく発電所が稼働していないせいかPRにも力が入ってい

ないようです。2号機も廃炉になりそうで仕方がないことでしょう。

2019年12月 3日 (火)

福知山城天守閣

来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送で大騒ぎが予想される

のでその前に行ってきました。

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明智光秀が築城した平山城です。明治維新後石垣などのほかは大半が

失われたものの昭和61年に再建整備されたらしい。

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光秀が築城後、娘婿の明智秀満が城代としてこの地を治めたため光秀

の記録は少ないようです。

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内部は撮影禁止のためネットからの借りものです。内部で将棋のタイ

トル戦が行われたらしい。6畳ぐらいの狭い部屋です。

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福知山市内の美しい景観を見ることが出来ます。

2019年11月30日 (土)

あやべグンゼスクエアと記念館

京都府綾部市にあります。

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グンゼは肌着のトップメーカーとして有名だが発祥はこの地、綾部で

あるらしい。創立100周年を記念して大正時代に使用されていた繭

蔵を改造してグンゼスクエアを開館したとのことです。博物苑と記念

館の2カ所で展示しているのだが内容は似たものが多いと感じました。

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グンゼは群是と書いたらしい。創業者の波多野鶴吉氏が蚕糸業発展を

願って進むべき道「群是」としたという。

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明治の初期京都府の繭と生糸は粗悪品とされていたが波多野家の養子と

なった鶴吉は製糸から織物まで高品質のものを一貫生産したらしい。多

くの表彰状やメダルなどが展示されています。

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社員教育に力を入れ工女の待遇改善にも取り組みました。

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工女の夜の食事。

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博物苑には実際に使用していた機械や道具が展示されています。

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現在はシルク事業から撤退し衣料関係のほかプラスチックやタッチパ

ネルなども生産しているらしいです。ひたすら良いものを作り続ける

企業というイメージだが京都府には島津製作所、オムロン、ワコール、

京セラなどこの道一筋に励む印象の企業が多いようです。

2019年11月15日 (金)

カラヴァッジョ展

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柄にもなく名古屋市美術館にやって来ました。

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イタリアのミケランジェロと称されるカラヴァッジョの作品はすべて

の人々の感情を揺さぶるとされる。日本では3回目の展覧会であるら

しい。

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おどろおどろしい首切り場面が連続します。カラヴァッジョは盛り場

で暴れる放蕩の日々と一心不乱に絵筆を振るう画家の日々を交互に繰

り返し、殺人を犯し逃亡生活の中で野垂れ死んだという破天荒な人だ

ったらしい。ヨハネやキリストを描いた宗教画が多いのは時代を現

していると思います。館内に突然市長の河村たかし氏が現れた。数人

の市の職員と思われる人達とだが、例のだみ声は健在で何やら質問と

か持論を展開していました。短い時間の鑑賞でそれほど興味はなさそ

うでしたけどね。

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常設展は藤田嗣治などの作品もありましたがそれほど有名なものはな

かったようです。

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併設の喫茶店で一息入れます。衝撃的な作品を見た後はしみじみと苦

みを楽しむ。

2019年10月20日 (日)

安曇野ちひろ美術館

北安曇郡松川村にあります。158号線方面から行くと途中アートラ

インという看板を多く見かけるのだが、豊科近代美術館、安曇野ジャ

ンセン美術館、安曇野山岳美術館、安曇ビンサンチ美術館など道沿い

に多くの美術館があるせいですね。周辺は安曇野ちひろ公園として整

備されています。

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いわさきちひろは武生市生まれの東京育ちです。美術館のある松川村

は両親が開拓農民として暮らした土地で、ちひろは幼い子供を預ける

などしてこの地を何度も訪れているらしい。なお館長は黒柳徹子氏で

す。

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館内は撮影禁止のため画像はネットからの借りものです。子供をテー

マとして描いた作品展示なので見ていくとなにやらほんわかした気分

になります。入館者はもちろん女性が圧倒的に多かったです。

2019年9月11日 (水)

尖石縄文考古館

日曜日の昼、NHKFMで「トーキングウィズ松尾堂」というのを放

送しているのだが、その中で歴史博物館の教授が尖石縄文考古館の土

偶は素晴しいという話があった。縄文のビーナスと仮面の女神という

ものらしい。以前NHKBS「英雄たちの選択」という番組の中で、

司会の杉浦アナウンサーがうっとりと土偶を眺めていた記憶もありま

す。これは行かなくてはならないでしょう。自宅からは約270キロ

、茅野市豊平にあります。

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中規模の博物館という印象だが歴史ファンが多いのでしょうか。群馬

や埼玉、横浜などの車も駐車しています。

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国宝の土偶で縄文のビーナスと呼ばれています。約5000年ほど前

のもので、このような土偶は日本で3か所でしか見つかっていないら

しい。杉浦アナが見ていたのはそのうちの青森で発掘されたもののよ

うですね。見た目なめらかで艶があるのだが雲母を混ぜてあるらしい。

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仮面の女神と呼ばれるもの。これも国宝だがなぜ仮面なのかはわから

ないようだ。いずれも祈りに使われたものらしいが妊婦を現わしてい

るといいます。

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このような形で出土したらしい。

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この時代には珍しい薄い土器だがこれも国宝。このような国宝が何点

も展示されています。

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蛇体把手がついた土器だが珍しい物らしい。

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矢じりや工具として使用された黒曜石は近くの和田峠で産出されるこ

とで有名だが当地でも原石が見つかっている。縄文時代の人たちは食

得る必要から、山があり川があり平地に住むという条件があって

何年かごとに移動を繰り返していたとされる。しかしこの地の住民は

定住し、大規模な集落を形成していたらしい。黒曜石が出るしその加

工品を食料などど交換できたので定住が可能だったのではないだろう

か。私の勝手な推測ですが。とにかく展示されている土器の数が尋常

ではなく大規模な集落であったことは間違いありません。

2019年8月26日 (月)

兵庫県立考古博物館

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JR土山駅を出てミュージアムロードとされる「であいのみち」を

きます。その距離約1.5キロで荷物を持って炎天下の歩行はきつ

。しかし歩くしか手はなさそうだ。

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ようやく博物館の入り口が見えてきました。

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最近強く感じるのだが統廃合などで新設された博物館は辺鄙な場所に

造られることが多い。古代の遺跡が発見されて名高い所を選ぶようだ

が、交通の便は悪いし長距離を歩くことが当たり前になっている。生

徒や学生だけの施設ではあるまいしシニアのことも考えて欲しいもの

だ。

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兵庫県は遺跡の数が実は全国一らしい。国の史跡に指定されている大

中遺跡に隣接した施設なので弥生時代から古墳時代の遺物展示が充実

しています。

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こちらの博物館の特徴は展示物について、何であるかの説明だけでな

く時代背景や使用法、必然性などについて丁寧に解説してあることで

す。一般の博物館は発掘場所や年代の表示ぐらいで済ますのが多い

で実に立派で手間をかけた博物館といえる。これなら生徒が学習に来

ても、見て終わりではなく興味を増幅させて帰ることが出来るに違い

ない。すべからく博物館はこれくらいの努力をしてほしいものだ。満

足した博物館です。