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2011年10月12日 (水)

LUXMANのアンプ

 

 現在使用中の機器ですが

アンプは1983年発売のものらしい。

008


LUXのL-550Xです。

A級アンプで50W出力というと発熱がもの凄いということです。

A級アンプとは増幅回路方式のことで、増幅特性の歪みの少ない

部分だけを使用します。そのため信号のない時でもバイアスと称する

余分な電気を消費することになります。この電気はすべて熱に変わる

のでアンプの天板はそれこそ、やけどをするかと思うほど熱くなるの

す。

理論的にはHIFIアンプであり、LUXブランドということもあって中古で

入しました。

音はまあ普通。LUXトーンというのか耳障りの良い音が聞けます。

この耳障りの良い音というのは大変重要で、例えばJBLで歌声を聞

いたときや、タンノイで弦楽器を聞いたときのように、歪みのある独

の音でありながら、如何にも耳を楽しませてくれるのです。

元々、原音再生などと言うことは無理な話で、耳障りの良い音、つま

り心地よい音が究極のオーディオといえるでしょう。

NS1000との相性は山水より良いようです。

問題は発熱で、上には何も乗せることが出来ないし、下も空気の取り

入れに注意をする必要があります。

内部は放熱のため、昔流行ったヒートパイプを使っています。

理屈は良いのですがパイプの放熱板が薄く、長時間の使用でチリチ

リという音が出てくることがあります。

この辺は残念なところですが、何せ古い機種なので文句は言えませ

ん。

カートリッジ用のアンプを搭載していますが、現在はCDプレイヤーの

み使用なので関係なし。スイッチ類の使用感覚はさすがに重厚です。

出力50W+50Wでも不足を感じたことは有りません。

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