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2012年8月24日 (金)

富山鱒寿司を評価する

富山県民会館に所用があって、その後、鱒寿司を買って帰ることにし

た。何しろ富山には30程の業者が有るとのことで、選ぶのは大

な訳です。県民会館に近い店を5店選んでみました。

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県庁の近くです。隣の公園にはこんな建物も。

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さて、市内で買った鱒寿司は次の4店。

 

       せきの屋

   紀雅

   高田屋

   川上

5店目の今井は既に売り切れていて断念しました。

そしてリィファレンスとして源(みなもと)を用意します。

では行ってみましょう。

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源ですね。

誰でも一度は食べたことがあるはずです。スーパーとかドライブイ

ン、サービスエリア売店などに有ります。蓋を開けると笹で包まれて

鱒寿司が出てきます。すべてこのやり方だと思っていたのですが。

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せきの屋です。

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蓋を開けると笹の敷き側が出てきます。折重ね部は下にあります。

笹と一緒の方が切りやすいのでその配慮でしょうか。

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ひっくり返して開いたところ。

鱒はやわらかく生ぽい感じで、鱒の味がよく分かります。飯は酢も塩

も薄いです。

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紀雅です。他は1300円ですがこれだけ1500円です。はたしてどこ

が違うのしょうか。

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割り箸は竹製で高級品。山葵も醤油も付いています。蓋を押さえる竹

も大型で力強いですね。これぐらいかな。

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笹は古い物を使っている感じで青々した新鮮さは有りません。

しかし笹に付いている水分は多い感じで、実際飯も柔らかめでした。

飯は酢も塩も弱く、鱒は4店の中では一番厚みがあります。

全体にしっとり感があり高級感が有ります。

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高田屋です。

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押さえの竹は他のと比べると細く、力強さにかけますね。

ナイフは箸袋の中に入っていました。

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こちらも蓋を開けると笹の敷き側が出てきます。これはひっくり返した

ところ。飯はやや堅め。酢も塩も弱くあっさりした印象です。

鱒の味は源に近いように思います。

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川上です。

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割り箸は紀雅同様竹製です。曲物の廻りに紙が巻いてありますが、

乾燥を防ぐためでしょうか。

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これは不思議。笹を開くと飯が出てきます。鱒は底側にあるのです。

鱒を見るには移し替えるしか有りません。

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蓋の上に載せ替えたところ。

鱒は柔らかめというより生ぽい感じで、鱒の美味しさを生かしていると

いえるでしょう。飯も薄味です。醤油を付けて食べると鱒の美味しさが

より伝わってきます。

個人的な好みでは 紀雅、せき屋、高田屋、川上といったところでしょ

うか。いずれも美味しくて好みで選ぶしか有りません。

4店とも酢と塩の塩梅は弱く、源が突出して強く感じます。

4店は一般の寿司のように醤油を付けて食べるのを前提にしている

ようです

 

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