京都市交響楽団を聴く
大野市文化会館で、齊藤一郎指揮による京都市交響楽団の演奏会
が有りました。
齊藤一郎氏は大野市出身の指揮者で現在セントラル愛知交響常任
指揮者らしい。
文化会館は昔市民会館と言ったのですが、席数627。ハーモニーホ
ールの小ホールと同じぐらいですね。大野市でクラッシック音楽が演
奏されるのはひどく少ないわけですが、一流の交響楽団だとなれば
なお少ないわけです。
席は最前列でした。だって良い席は全部売り切りでうんと前か、うんと
後ろしかなかったのだもの。ハーモニー的には不利でもリアルな音響
が聴けるので前を選びました。
あるビオラ奏者(女性)が椅子に座ると、客席に向かって睥睨するが
ごとく視線を向けます。今日の聴き手は演奏が分かる人なのか。
ここで我々はひるんではなりません。貴女の演奏は感動を与えてくれ
るのかと見返しましょう。
これって当然だと思うのですね。演奏者は演奏力を分かって欲しい
し、聴き手は良い演奏を聴かせて欲しい。お互いの緊張感が有って
こそ良い演奏会になるのだと思います。
曲目はロッシーニ、マスカーニ、ヴェルディの序曲など。オペラ曲はあ
まり聴いたことがなく、2曲しか知りませんでした。
休息の後ドヴォルザーク 新世界より。
ハーモニーに難はあるものの、弦の擦る音とか共鳴音とかCDでは聞
けない音を聞くことが出来ました。
オーディオマニアは、やれアンプだ、スピーカーだ、ケーブルだとなり
がちですが、目の前の本物の音を聞くのが最高のハイファイだと思い
ます。
てくれました。
タイトルで京都に行ったのかと…(@_@;)
最前列では、迫力ある!演奏を堪能されましたね。
なるほど、クラッシックも演奏者と聞き手の真剣勝負ですね。
投稿: cocoA | 2012年10月14日 (日) 05:56
はい。指揮者や演奏者の動きを注意深く見ていましたよ。
バイオリンの弓の弦は細い毛のようなもので出来ていて、演奏中に切れて垂れるのですね。
演奏に支障はないみたいですが初めて知りました。
新世界演奏中、途中で拍手が入ったことも有りましたが、全体では
大野市民のレベルも上がったことを実感しました。私もその一人ですが。
投稿: 山賊 | 2012年10月14日 (日) 06:48