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2012年10月13日 (土)

京都市交響楽団を聴く

大野市文化会館で、齊藤一郎指揮による京都市交響楽団の演奏会

有りました。

齊藤一郎氏は大野市出身の指揮者で現在セントラル愛知交響常任

揮者らしい。

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文化会館は昔市民会館と言ったのですが、席数627。ハーモニーホ

ールの小ホールと同じぐらいですね。大野市でクラッシック音楽が演

奏されるのはひどく少ないわけですが、一流の交響楽団だとなれば

なお少ないわけです。

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席は最前列でした。だって良い席は全部売り切りでうんと前か、うんと

後ろしかなかったのだもの。ハーモニー的には不利でもリアルな音響

が聴けるので前を選びました。

あるビオラ奏者(女性)が椅子に座ると、客席に向かって睥睨す

ごとく視線を向けます。今日の聴き手は演奏が分かる人なのか。

ここで我々はひるんではなりません。貴女の演奏は感動を与えてくれ

るのかと見返しましょう。

これって当然だと思うのですね。演奏者は演奏力を分かって欲しい

し、聴き手は良い演奏を聴かせて欲しい。お互いの緊張感が有って

こそ良い演奏会になるのだと思います。

曲目はロッシーニ、マスカーニ、ヴェルディの序曲など。オペラ曲はあ

まり聴いたことがなく、2曲しか知りませんでした。

休息の後ドヴォルザーク 新世界より。

ハーモニーに難はあるものの、弦の擦る音とか共鳴音とかCDでは聞

けない音を聞くことが出来ました。

オーディオマニアは、やれアンプだ、スピーカーだ、ケーブルだとなり

がちですが、目の前の本物の音を聞くのが最高のハイファイだと思い

ます。

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齊藤氏は余裕十分。大野高校時代の思い出など楽しい話を聞かせ

てくれました。


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コメント

タイトルで京都に行ったのかと…(@_@;)
最前列では、迫力ある!演奏を堪能されましたね。
なるほど、クラッシックも演奏者と聞き手の真剣勝負ですね。

はい。指揮者や演奏者の動きを注意深く見ていましたよ。

バイオリンの弓の弦は細い毛のようなもので出来ていて、演奏中に切れて垂れるのですね。

演奏に支障はないみたいですが初めて知りました。

新世界演奏中、途中で拍手が入ったことも有りましたが、全体では

大野市民のレベルも上がったことを実感しました。私もその一人ですが。

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