お腹がいっぱい 大西亭のディナー
以前は福島駅の近くにあったらしいが阪神野田駅近くに移転してい
ます。細い路地を入っていくと瓦屋根の民家を改造したと思われる
店が唐突に現れます。フランス料理店というよりビストロといった
雰囲気ですが、有名なのはその量と質の高さ。ジビエとかアパを
自在に使いこなし、食べ切れぬほどの量だといいます。
開店直後のためか客は私一人。用意してあったカウンター中央
の席に座り、先ずはワインを注文します。フルボトルの一番安い
やつですね。
付き出しに出てきたもの。無花果とチーズとカナッペ。
前菜メニューは5種類あるのですが、これは盛り合わせです。
無花果のパイ包みとかパテ。豚肉と鴨肉のゴロゴロしたのとか。
パンも大振りです。
しかしこの前菜の量の多いこと。ゴロゴロした肉が大きくて切らな
いと口に入らないし、噛み応えもあって、食べても食べても量が
減りません。もう少し食べ易くした方が良いと思うけどね。
この人が大西氏。この日は一人ですべて対応していました。実に
寡黙な人で、注文を聞いたりする以外発言はありません。
こういう雰囲気って私は全く平気なんですけどね。
メインの蝦夷鹿肉の煮物です。煮てあるというものの塊ですね。
平たくしたら皿一杯になると思います。
食べるのに忙しくてワインは大分残したのですね。残念。
大西シェフに、お腹が一杯になったことを伝えると、はじめて
にっこりされました。
コメント