安定化電源を改造する
電子回路の実験をする場合、安定化電源は必需品であるわけだ
が、高めの出力電圧で電流の流せるものは高額となります。ヤフ
ーのオークションを覗いていたら使い易そうなのが出ていたので
入手しました。
菊水の35V5A出力です。この出力で4600円は安いわけですが、
PNA35-5Aの横に書かれている「S」が問題であるわけです。
つまりこの機種はメーカーによる改造品で、外部からの信号で出力
するという仕様になっているのです。従ってこのままでは全くコント
ロールが効かず改造が必要です。前面にボリュームのようなもの
が見えるもののこれはダミーであって機能には関係していません。
おそらく調光装置とかモーターの電源に使用されていたと思われ
るが、このままでは使えないのでネットの情報を頼りに改造する
ことにします。
外部からのコントロールを可能にするため、ボリュームを無効に
する改造がされている。とりあえず抵抗2本をカットしパターンカ
ットされているのを元に戻す。
ボリュームのシャフトが短くてこのままではツマミが取り付かない。
マルツ電波のパーツ館で買ってきました。こういうパーツがマルツ
にしか無いのは本当に不便で寂しいものです。
延長用シャフトを調整していないので不格好ではありますが、一
応支障なく使えるようになりました。
過電圧、過電流保護回路も付いているので、実験には最適です
が何の実験に使用するのかと言われるとね、それはこれからで
す。
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