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2014年5月31日 (土)

幻の蕎麦を求めて開田高原

御岳の麓、開田高原に採算や打算を捨て、ただ、ただ美味しい

蕎麦を求めて何も足さず何も引かない蕎麦屋があるという。

高山から美女トンネルを抜け、野麦峠を左に見ながら南下すると

開田高原となります。先ずは御岳にご挨拶ですね。

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この時期、御岳に向かう道は車も少なく快適に走ることが出来ま

す。今気が付いたけど写真を気にする人は電柱を入れないのだ

ろうな。以後気をつけます。

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右手には乗鞍岳です。こちらも良いが気品では御岳が上だな。

開田高原を少し過ぎたところ。木曽福島側に店はあります。

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時香忘 

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周りは緑に囲われているのですが、建物の色合いは渋くて違和

感はありません。

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このように長い通路を歩いていくのですが、進むにつれ期待が

高まっていくのです。

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時香忘の看板が出てきました。ここから入店します。

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まるで蕎麦屋とは思えない店内。センスの良さをいたるところで

感じることが出来ます。テーブルの他カウンター席もあります。

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昼の品書きを渡されました。

別の品書きもあったので、手の込んだものも注文出来そうです。

もり蕎麦、おろし蕎麦それに蕎麦がきを注文しました。左の木製

スプーンにあるのは、特殊な蕎麦がき用塩です。

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こちらのはお湯に浮かべないタイプですね。もちもちした食感が

楽しめます。お酒が合うのだけどな。

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これは大盛りですが相当な量があります。普通盛でも充分満足

出来るでしょう。

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おろし蕎麦もこうなると美を感じます。

いずれも繊細、淡麗、さわやか、喉越し良し。酒の宣伝みたいで

すがそんな感じ。

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ねっとりとした濃厚なそば湯。これだけ飲み応えのあるのは初め

てです。

店の造りといい、色合いといい品の良さを感じます。蕎麦を運ぶ

のはすらりとした奥様ですが、服のセンスが端正でまた良い。

話し方は過不足もなく実に穏やかです。

福井から来たと答えると、遠いところからご苦労様と水のペット

ボトルくれました。大方の蕎麦屋をはるかに凌駕するお店です。

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