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2014年12月13日 (土)

コーラルスピーカーが我が家にやって来た

コーラル音響株式会社というと年配のオーディオマニアなら名前

は知っていると思います。スピーカーメーカーとして有名であった

が90年代に消滅したらしい。ある日地区の住職曰く「古いけど良

いスピーカーがあるので持っていかんか」そして持ってきたのが

コーラルのステージ7というスピーカーである。1971年頃の発売。

49800円の定価であって当時は高額な方に入ると思われます。

Stage71
住職も若いときは一時オーディオに凝って知人に良い音のを見繕

ってもらったらしい。まあこの当時オーディオを趣味にするのが流

行ったからね。主にジャズを聴いていたらしいが、ここ20年ほどは

全く聴いていないと言う。

003_2
音は渋い。聴いた瞬間タンノイの古い機種を思い出しました。

低域も高域も、ある点からばっさり切り取っているような印象があ

て音の広がりも乏しいように感じられる。

005
サンスイα907なので馬力は十分です。

008
ステレオ誌付録のオーディオチエックCDで確認すると低域も高

も問題なく出ている。どうも音色が現代風でないためそのよう

聞こえるようだ。JOHN COLTRANEのBLUE NOTE版 

AUTUMN LEAVESを聴いてみるとサックスの息を出すふ、

ふ、ふ、という音などは漂うように聞こえる。

Stage76
100Hzあたりからだらだら下がっているのでまあ当時の一般

な特性でしょう。解像度などはNS1000Mとは比較になら

ないがこれだけを聴いていると特に不満は感じないです。な

により刺激的な音が出ないのでこれはわたし好み。これで

暫く名曲の世界に浸りましょう。

 

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