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2015年2月20日 (金)

音は目で聴き脳で聴く

外は雪とも雨とも判断しかねる模様で外には出たくない。そこで自

宅オーディオルームに籠もり日中を過ごしたのです。オーディオル

ームと言うと聞こえは良いが、以前に子供が使っていた部屋にセッ

トを持ち込んだだけですが。最近積極的にCDを聴くようになった。

年末に住職から貰ったコーラルのスピーカーを何とか鳴らしたいと

思うからね。方法はいろいろあると思うが器機を換えるのもその一

つです。アンプを換えてみました。

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これなんですね。古いオンキョーの製品で下のがパワーアンプ。

上のはプリアンプです。こうしてみると高級感があって随分良い音

が出るように見えるでしょう。メーターがピクピク動いて見ていても

楽しいのであるがしかし音質そのものはほとんど変わらない。

以前のものと比べて低域が余分に出ているかという程度で、差は

ほとんど無いのです。しかし音楽は格段に良い音のように思える。

つまりここなんですね。目で見たものが音として感じてしまうのです

ね。脳で音を認識しているからでしょう。

0011これはお払い箱になつたサンスイノアンプ。音にさして差はないが

音楽が楽しく聴けないのでは仕方がない。

そしてスピーカーコードです。オーディオマニアの中にはm/1万

円もするようなコードを使用している方も多い。やれ純度の良い音

とか明確な音とか、分かり難い表現で音が変わるとしているのだ

が大いに疑問だ。大体導体の材質で電流の流れ方が変化するは

ずもないし、変わるのは抵抗値のみだろう。コードの電磁的容量も

20kHz程度なら全く問題にならないはずだ。見た目だけで良いな

らもっと安物でも構わないと思う。安物のセットを使っているから

違いが分からないのだと言われそうだけど。

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これが今までの状態。スピーカーコードは細くて見えない状態で

す。

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コードを作ってみました。赤黒は今までの物。太さは0.5Sqです。

白黒は5.5Sq。約十倍の太さになったわけです。音はもちろん

聴き比べても違いが分からない。通常自宅で音楽を聴くのは1W

程度の出力であってこれでも相当大きな音が出ます。よほど能率

の低いスピーカーで10Wの出力であってもスピーカーのインピ

ーダンスが6オームの場合1.3A程度しか流れない。0.5sqの

電線であっても十分な容量があるのです。では何故換えるのか

ですか。この方が音楽を楽しめると言うことです。

002
現在の状況ですがコードが太くなったので心理的に安心感が出

て良い音にきこえます。一日コーラルのスピーカーをじっくり聴い

たわけですが、ジャズとの相性は良いと思います。クラシックは

何故か音が薄くきこえるのだよね。こうして聴いていると古いスピ

ーカーでも心地よい音を出してくれます。捨てるのは勿体ないです。

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