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2015年5月30日 (土)

トールボーイスピーカーで聴くジャズ

過日可児市でJBLによるジャズを聴いたわけだが、さすがに低音

の迫力は大した物だった。ジャズはあまり興味のないジャンルであ

るわけだが音響的には大いに興味があります。だって生々しい金

管の響きや体にぶつかってくる低域の風圧は一度聴くと忘れない

物となるものね。無謀にも我が家でその音を再現しょうとしたわけ

です。ジャズに適したスピーカーというとマニアの話ではJBLとな

るらしいが、大型であって高額にもなりちょっと手が出ない。

現在メインのスピカーはビクターのトールボーイ型を使用している。

仕方がないのでこれでもって同等の音を再生しようとしたわけです

。トールボーイ型スピーカーとは縦型で幅の狭いスピーカーボック

スを持つ物をいっている。AV時代に合った、場所をとらないスピー

カーとして主流となっているものだ。

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こういう形のですね。横幅は狭く必然的にウーハーの径は小さく

なります。例えばこのスピーカのウーハー径は20cmで隣にある

31.5cmのウーハーと比べるとかなり寂しい大きさだ。一般的に

小径のスピーカーは低音が出にくい。実際ジャズを聴いてみると

ジャズ喫茶で聴いた音とは格段の差があり押し寄せるような音圧

はほとんど感じられない。もともと低域は寂しいと感じていたので

スーパーウーハーを追加しました。

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アクティブスピーカーで20Hzが再生できるという。方向が斜めに

なっているのは、隣のスピーカーの低音を打ち消さないようにす

るためです。カットオフ周波数と出力レベルを調整すると、おー出

る出る。体にぶつかってくるような音圧を感じる。しかし暫くすると

どうにも不自然さを感じてカットオフ周波数と出力レベルを下げる

ことにした。大型スピーカーのようなひたひたと押し寄せる低域が

出てこないのです。やっぱりね、大型スピーカーにはかなわんわ

ー。そしてさらに、

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右側のスピーカーは約四分の一の価格であるが悲しいことにこれ

で聴くジャズとほとんど差が感じられない。今まで大味な音として

ほとんど使用していなかったのだがこんな能力があったとはね。

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オーディオマニアはジャズかクラシックまたは両方を聴く人が多い

が、一機種のスピーカーで賄うことは先ず難しいことであると実感

しました。

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