福井交響楽団第29回定期演奏会
ハーモニーホールで行われた演奏会です。
福井交響楽団は福井では数少ないアマチュアのオーケストラです
。年に2回ほど発表会をしているらしい。目下団員を募集している
らしいが練習はハーモニーホールの練習場を使用しているという。
存分に練習が出来ると言うことですね。
席は自由席で1000円と格安です。私もこの列に並びました。
前席7列目の中央としました。もう少し後ろでも良かったけど楽器
の音色も楽しみたいのでね。
演奏者は多かった。ざっと数えただけでも60名以上であって、パ
ンフレットでは80名以上の氏名が列記されているのでそれぐらい
いたのかも知れません。よく見るとどこかで見たような人もいる。
あの人音楽家でもあったんだと感心した次第です。演奏曲はラヴ
ェルのラ・ヴァルス。同ピアノ協奏曲 ト長調。ラヴェルはボレロぐ
らいしか知らないのだが型に囚われない作曲家であるように感じ
た。ピアノは安田結衣子氏。何故かこの日のスタインウェイは響き
が弱く力強さが不足しているように思えた。席の位置が前過ぎた
のかも知れない。指揮は三河正典氏。作曲家でもあるらしい。
最後はベートーベンの交響曲第三番。交響曲9曲の内最高傑作と
も言われる曲だが、楽団は如何にも手慣れているようで存分に聴
かせてくれました。
音響は左右に幅広く広がり、かつ重厚な音で目の前でこれを聴く
のは最高の贅沢と言える。当たり前のことだが音響装置でこの音
を再現するのは全く不可能である事を再認識しました。
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