ザ・フィルハーモニクス 名曲コンサート
ハーモニーホール大ホールで行われた演奏会です。
ウィーン・フィルから4人、ベルリン・フィルから1人その他2人の7
人で構成されているらしい。
曲目はヨハン・シュトラウス、クライスラー、サン=サーンス、ブラ
ームス、リストなどの小品中心です。プログラムだけをみると如何
にも純粋クラシック曲のように思えたのだが全て編曲が施された
演奏でした。これも音楽なので偽りはないのだが室内楽の演奏の
ようなものを期待してきた私には少々違和感があった。おまけに
隣に座った女性二人組が、客席の照明が落とされて演奏開始直
前というのに世間話に花を咲かせているという状態でこれはちょ
っとね。音合わせとか、呼吸を合わせる仕草も演奏の一部だと思
うのだけどね。第一ヴァイオリンのティボール・コヴァーチ氏の音
がやけに響くと感じたのだが、解説によると貸与されたストラディ
バリウスを使用しているらしい。いや本当にいい音に聞こえたの
ですよ。アンコールの最後はハンガリア舞曲第5番だったが途中
さくらさくらが導入されていた。聴衆へのサービスのつもりと思わ
れるがせっかくの名曲をオリジナルで聴きたいです。皆さん盛ん
に拍手されていましたけど。
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