日本センチュリー交響楽団福井特別演奏会
何処が特別なのかは分からないのだがハーモニーホールでの演奏
会です。
席はB席の2階。ステージからは遠いのでハーモニーを楽しむこ
とにしましょう。
日本センチュリー交響楽団は大阪を拠点とする楽団だが、福井に
近いせいかハーモニーホールには度々訪れている。多分楽団と
しては一番多く演奏しているとのではないかな。
指揮は飯森範親氏。
ヴィオリンは郷古廉氏。背が高くて細身の美男子であって、鼻
の下には短めの髭をたくわえていた。ステージに登場すると、
さあ、いまから演奏するから良く聴けよとばかりの態度であって
演奏家としてはこれが大変よろしい。ヴィオリン協奏曲を弾くの
だから自分は特別の演奏家だという自信が無くてはね。
パイプオルガン奏者山本真希氏。新潟市民芸術文化会館専属オ
ルガニストらしい。
コンサートマスターは荒井英冶氏。氏は東京フィルハーモニー交
響楽団のコンサートマスターだったはずだがと思っていたら、日本
センチュリー交響楽団には客演コンサートマスターとして登場して
いるらしい。
曲目は先ずハイドンの交響曲18番。ハイドンってまず聴く機会が
無いわけだが、こちらの楽団はハイドンの全ての交響曲を演奏し
ようという「ハイドン・マラソン」なる活動をしているらしい。優雅で
美しい旋律の曲でした。メンデルスゾーンヴィオリン協奏曲ホ短調
。サン=サーンス交響曲弟3番オルガン付き。パイプオルガンの奏
者の前には指揮者が写った画像が用意され状況が分かるようにな
っている。なるほどオルガンは遠くて高いところにあるからね。金管
のきらきら光るような音が印象的でした。郷古廉氏のアンコール演
奏はあったのだが、楽団のは無く終了です。時間的都合だと思うけ
どこれは少し残念です。