福井県新人演奏会
ハーモニーホールの小ホールで行われました。
この演奏会は福井県ゆかりの新人によるものとされているが、福
井県出身者が選ばれているようです。今回で39回目という事は
昭和52年から続いているということで歴史有る演奏会となってい
る。2月中にオーディションは終了し、この日は発表会ということで
すね。プログラムに毎年の出演者が掲載されているのだが、昭和
58年に従姉妹が声楽で出ている。自慢にならないのだが少し嬉
しい。
出演者は10名。ピアノと声楽フルートの他に作曲部門もあります。
自由席なので客席も俯瞰できる2階の端側としました。
演奏は同じ部門が連続しないようにピアノの次は独唱というように
されているのだが、その度にピアノを移動している。移動距離はお
よそ1メートルぐらいのもので、それくらいならそのまま続ければよ
いと思うのだがやはりこだわりが有るのでしょうか。それというのも
2階席から眺めて分かったのだが、ステージの床が汚れている上
傷ついています。あのように重いピアノを頻繁に移動するのできっ
とそのせいでしょう。
出演者は若い上に女性は綺麗な人ばかりで華やかな演奏会でし
た。演奏の技術力は分からないが、皆さん素直な演奏で有ったよ
うです。永平寺町出身で東京芸大在学中である山下氏の作曲は
、実に長くて難しい曲名がついているのだが、現代曲にしては分
かりやすい印象です。こういう演奏会が有ること自体文化度を示
すわけで長く続けて欲しいですね。
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