スピーカーのネットは外す。これ必須
現在のメインスピカーはビクターのSX-V7Mであるわけだが、中
古を買ってみたもののその音色には不満を持っていたのです。巷
の評価によると美しい音が出るとされ、私もそれを期待して買った
わけだが中域に鋭さを感じるしそれでいてなにかもどかしさを感じ
ていたわけです。
これが今年2月頃に撮影した環境状況です。どう聴いても隣のN
S-1000Mの方が新鮮でさわやかな音であってビクターはうま
く鳴ってくれなかった。ビクターは定価でみるとヤマハの約倍の価
格であって当然それなりの音が出るはずと信じて使ってきたわけ
だが、もどかしさは次第に増幅し売り払うことも考えていました。ア
ンプを真空管に変えたりしたわけだが根本的な解決にはならなか
った。それがある日目から鱗、天からアラレ。寿司には山葵という
ぐらい劇的に音が改善したのですね。タイトルからしてもうお分か
りかと思うがサランネットを外す只それだけで。
これが現在の状況です。刺激的な音は気にならないし、なにより
ふくよかな音を感じるようになった。なんだそうだったのか。スピー
カーに付いているネットはもちろん保護用だが、メーカーも音に影
響が出ないように材質なども選んでいるはずと思っていたのだが
甘かった。
これはスピーカーの中域と高域用のスピーカーだがソフトドーム
型を使用している。振動部は極めて柔らかくて、これを見たら保護
用のサランネットを付けたくなるでしょう。しかしそれが微妙な影響
を与えているのですね。こんな簡単なことに気が付かないとは間
抜けであって情けないわけだが分かったのでとにかく良しとしよう
。これでドヴォルザークもヴィヴルディもリチャードクレイダーマンも
マイルスデイビスもキャノンボールアダレイもうまく鳴るのです。これ
ならもうNS-1000を使用することもなくすぐに片づけました。しか
しネットがこれほど音に影響を与えているとはね。音に不満を持っ
ている方はネットを取って見ましょう。
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