岩手に行ってみよう 中尊寺
平泉にある中尊寺は天台宗東北大本山らしい。奥州藤原氏が合
戦で亡くなった者を供養するため造営したという。
参道は相変わらずの急な坂道で滑らないよう注意して歩く必要が
あります。多少苦労をしないと有り難みがないということでしょうか
ね。
1337年に大火で金色堂以外を焼失したが明治42年に本堂を
再建したらしい。
ご本尊は釈迦如来。
こちらが国宝金色堂を内蔵する覆堂。コンクリート製です。
平安時代の浄土教建築の代表例とされる。ガラスのような物で囲
われているのだが、外気を遮断しているらしい。金箔で覆われ芸
術品といえる物ですね。
旅をしていた松尾芭蕉がこの地を訪れたとき、中尊寺の荒廃ぶり
を嘆いたらしい。
夏草や 兵どもが 夢の跡
五月雨の 降残してや 光堂
コメント