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2017年5月23日 (火)

富山クラフトオーディオクラブ 第31回試聴会

魚津市新川文化ホール 小ホールで行われた試聴会

です。

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富山クラフトオーディオクラブは年2回試聴会を行って

いるのだが会員ではない私にも案内が来た。有り難い

ことである。この会は趣味で製作した真空管アンプの

試聴から発展したようであるが、現在は各種オーディオ

に関する研究発表の場となっているようです。

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舞台に置かれた3種のスピーカーです。両端のは前回

から登場した自作スピーカー。そしてアルテックと励磁

スピーカーとされるもの。

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発表者製作のアンプ。

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アンプによる差は少ないといつも思うのだが、強いて

いうとEL34PPと833シングルによるアンプが良かっ

た。EL34は安価な一般的真空管であって使い易い

球のようだ。そのためクラブ員からはあまり注目され

ていないようだが、製作されたアンプはいずれも極素

直な音が出ているように思います。833は大型の送

信管で、誰でも使ってみたいと思う球らしい。増幅回

路にしろ電源回路にしろ大型で、発熱も相当なものに

なると思われます。音は最初もの足りないように感じ

たが、聞き慣れるとまろやかで繊細。刺激感もなくて

私好みです。これぐらいの音でないと自宅では聴いて

いられないのではないでしょうか。

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励磁スピーカーの発表もありました。励磁というと永久

磁石のかわりにコイルに電流を流して磁力を発生させ

るものと推定するが、これはそのスピーカーをパッフル

に取り付けたもの。前に見える外部電源はスピーカー

に電流を流すものらしい。わざわざ励磁型とするから

にはそれだけ音の良さがあるはずだが、発表者から利

点についての説明はなかった。音も特によいとは思わ

なかったのだけどね。

「電源部から漏れ出す磁界の除去対策を講じたCDプ

レーヤー」の発表もありました。CDプレーヤーの電源

から出る磁力線が回路基板に照射されるとノイズ電

流が発生して信号電流に付加され音質悪化の原因

になるという。発表者は長年ノイズを研究してきた方

らしいが、漏洩磁界遮蔽板や漏洩磁束吸収板の効力

は全く感じることが出来なかった。大体電線に電流が

流れると磁力は必ず発生するわけで、CDプレーヤー

のみならず大型の電源トランスを内蔵するアンプは

強力な磁力発生装置といえる。またスピーカーまで

のケーブルにも発生しているわけでCDプレーヤーの

みの対策で良い結果が得られるとは思えない。銀線

材のケーブルを使うと堅い音がするとかいう類の話

のように思えました。

DSD音源からの再生もありましたがいずれも音がき

つくて私にはとても聴いていることの出来ない音でした。

発表会での音はこのようなきつい音が多いのだが皆さ

んこの音を自宅で聴いておられさらに満足されているの

でしょうかね。それとも私の耳がおかしいのでしょうか。

さらにいうと同じDSD音源再生機として私はコルグを

使っているのだが、最高のサンプリングにしてもこのよ

うな音にならないのです。

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町野会長の挨拶。

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伊藤事務局長の挨拶。自作3wayはこの方の物。鯖

江の発表会でも見掛けました。

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休息時の様子です。皆さんアンプ類に興味津々のよ

うですね。

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