しあんくれ~る愛球会 レコードコンサート
春に鯖江市公民館で「真空管オーディオアンプ試聴サロンinフクイ」
を開催した「しあんくれ~る愛球会」だが今回はレコードコンサート
の企画です。私は会と全く関係ないのだが、前回アンケートに記入が
あった人全員に案内状を送ったらしい。
場所は越前市シピィ2階のホールです。奥越に住む人間にとってシピ
ィに来ることはまず無いと言って良いでしょう。こちらはあまり立地
が良好とはいえないように思うのだが。
ステージは無くてがらんとした印象のホールです。入り口付近で、し
あんくれ~る愛球会代表福嶋氏の奥様と思われる方が受付をされてい
ました。しあんくれーるとは変わった名前なので意味を伺ったところ
京都にある喫茶店の名前とのこと。奥様も詳しくは知らないようだっ
た。
スピーカーはタンノイとJBLS-3100の2台が台上にあるのだがタンノ
イは使用していないようです。前列の椅子に座った時はリクエストタ
イム中で試聴会に参加された方が持ち寄ったレコードを演奏していた
らしい。しかしS-3100から出る音は低域がだぶついたような音で残
念な音に聞えた。ホールはもちろん音響的に考慮されたものではなく
反響が多いようだ。天井もホールの容積の割に低いようで、これなら
スピーカーを横長配置にした方が良かったのかも知れない。今回聴い
たのはレコードのみでCDの演奏はありませんでした。よくこれだけ
レコードが保存されているものだと感心はしたのだが、ジリバチ音が
耳について私には気になる音だった。今回のアンケートにも書いたの
だが、大勢の前で演奏するにはデッドなホールを選択するのが肝要で
はないだろうか。せっかくのアンプやスピーカーの性能が発揮出来て
いないし、聴いている方にオーディオ装置の音はこんなにもこもこし
た音なのかと思われても困る。ともあれこのような会を開くのは大変
な苦労があると思われます。有り難いことだ。
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