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2018年3月17日 (土)

トゥガン・ソヒエフ指揮トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団演奏会

ハーモニーホール大ホールでの演奏会です。

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席はバックシート最前列。最近バックシートばかりで寂しい思いはす

るのだが予算の関係なので我慢しなければなるまい。

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トゥガン・ソヒエフは名前の響きのように北オセチア出身の人でサン

クトペテルブルク音楽院で学んだらしい。指揮棒は持たず指使いで細

かい表現をするようだ。

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エマニュエル・パユはジュネーヴ生まれで現在ベルリン・フィル主席

奏者らしい。

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トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団はフランスの楽団でオペラや

バレエ曲を得意にしているらしい。演奏曲はロシアの作曲家のものば

かり。

グリンカのオペラ「ルスランとリュドミラ」序曲

ハチャトゥリアンのフルート協奏曲

チャイコフスキーのバレエ音楽「白鳥の湖」

ハチャトゥリアンというと「剣の舞」ぐらいしか知らないのだが実は

ヴァイオリン協奏曲も有名であるらしい。その協奏曲をランパルがフ

ルート用に編曲したらしいのだが、さすがにフルート奏者の編曲らし

く随所に響きが堪能できる曲でした。しかしこちらの楽団、低域の音

というかコントラバス系の音と金管の音が力強く、フルートとのバラ

ンスが悪いように感じた。オペラやバレエ曲を専門に演奏しているよ

な楽団なので繊細な協奏曲は苦手なのかもしれない。「白鳥の湖」

さすがにバレエ曲の演奏であってバレエステージの下で演奏される

況を彷彿とさせるもので良かった。オーケストラによる演奏会でカ

スタネットが使用されるのを初めて聴きました。簡単な物のようだけ

ど実に立派で重要な器ですね。

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