ジャズ喫茶 M-gate 訪問
安曇野松川村にあります。そば処 こうやのすぐ近くです。
道路沿いにあって、このあたりは新興住宅地らしく新しい家が多いよ
うです。
カウンターとテーブル席。そして、
知っている方は驚愕されるはず。JBLのDD66000とPASS
のアンプ。この組み合わせはすごい。少々古くはなっているがスピー
カーとアンプは超高級機であってこのスピーカーの音が聴ける店は千
葉県に一店あるだけと記憶する。もちろん見るのは初めてです。
風格ある風情はJBL史上最高傑作というのもうなずける。当時の価
格で560万円だったらしい。アンプはモノーラルであるため2台必要
だが低域と中域以上とを分けているようだ。総額400万円以上。
しかしこのアンプの放熱器は横方向でありかつ45度ぐらいの角度を
つけて取り付けられている。AB級らしいので小出力時の発熱は大き
いはずだがこの形では放熱に極めて不利といえる。なぜ垂直形状とし
ないのか。熱試験に少々うるさい者としては不思議です。
アナログプレーヤーは糸プーリー式でスタート時は手で回していた。
こちらも超高級機であると思われます。
コーヒーとケーキを注文しました。ケーキは奥様の手作りらしい。
ブルーベリーのジャムが付きます。
肝心の音の方だが、ジャズを鳴らしているにしては少々音量が小さく
感じたので大きくしてもらいました。他の客もそういう人が多いらし
い。見事なピラミッドバランスで中域は明るく聞える。もちろん最新
の飛び抜けた音を出すスピーカーではなくて、そこは節操を感じるも
の。15インチ2発のウーハーのせいかひたひたと押し寄せるような
低域が感じられるのだが、拙宅のJBLとくらべて大差あるとも思え
なかった。もっともこの僅かな差が大事であってこの差を出すために
血道を上げるというのがマニアという人たちだ。CDはなくレコード
の再生のみのようです。当然小さいながらシャー音は発生するわけで
この高級セットには勿体ないように感じる。ジャズ喫茶での再生はレ
コードが常識というような風潮があって事実そのような店がほとんど
なのだが別に拘らなくて良いと思うのですけどね。このセットでハイ
レゾ音源を聴いたら最高でしょう。
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