ロベルト・フォレス・べセス指揮NHK交響楽団演奏会
ハーモニーホール大ホールでの演奏会です。
ロベルト・フォレス・べセス氏はオーヴェルニュ室内管弦楽団音楽
監督・主席指揮者とされているが初めて聞く名前だ。’17年にN響
で初指揮をして今回は再招聘らしい。曲目はチャイコフスキーの歌
劇「エフゲーニ・オネーギン」から「ポロネーズ」同じくチャイコ
フスキーのピアノ協奏曲第Ⅰ番。ピアノはソン・ヨルム氏。そして
ドヴォルザーク交響曲第7番。N響のコンサートマスターは伊藤亮
太郎氏。
伊藤亮太郎氏は初めて見ました。N響というと篠崎史紀だと思ってい
たのでこれは意外でした。そして楽団員だが見たことのない人ばかり
です。もちろん知っているのは数人であるわけだがそれらの人は全く
見えなかった。コントラバスを弾く大柄の女性は当然初めてだし楽団
員も世代交代が進んでいるのでしょうか。それともN響のサブメンバ
ーなんでしょうかね。
ピアノ協奏曲第1番のソン・ヨルム氏はピョンチャン音楽祭の芸術監督
に就任しているらしい。なかなか魅力的な人です。席はバックシート
最前列の端側。バックシートの場合ピアノの反響盤が邪魔して直接音
が聴けないという、協奏曲には全く不向きな席だが予算の都合なので
仕方がない。それでも曲の美しさを感じるのには十分でした。演奏は
勿論素晴らしかったが、初めて見聴きする楽団は随分新鮮に感じるも
のですね。
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