あやべグンゼスクエアと記念館
京都府綾部市にあります。
グンゼは肌着のトップメーカーとして有名だが発祥はこの地、綾部で
あるらしい。創立100周年を記念して大正時代に使用されていた繭
蔵を改造してグンゼスクエアを開館したとのことです。博物苑と記念
館の2カ所で展示しているのだが内容は似たものが多いと感じました。
グンゼは群是と書いたらしい。創業者の波多野鶴吉氏が蚕糸業発展を
願って進むべき道「群是」としたという。
明治の初期京都府の繭と生糸は粗悪品とされていたが波多野家の養子と
なった鶴吉は製糸から織物まで高品質のものを一貫生産したらしい。多
くの表彰状やメダルなどが展示されています。
社員教育に力を入れ工女の待遇改善にも取り組みました。
工女の夜の食事。
博物苑には実際に使用していた機械や道具が展示されています。
現在はシルク事業から撤退し衣料関係のほかプラスチックやタッチパ
ネルなども生産しているらしいです。ひたすら良いものを作り続ける
企業というイメージだが京都府には島津製作所、オムロン、ワコール、
京セラなどこの道一筋に励む印象の企業が多いようです。
コメント