新年特別企画 手持ちの双眼鏡をテストする
遠くを双眼鏡などで見るのが好きだ。最近オークションで1台購入した
のでそれを含めて比較検討してみました。
手持ちしているのはこれだけ。単眼鏡も含めると6台になるわけで我
ながら物好きな事だ。では早速やってみましょう。
ビクセンの8×32 6.0°
色が濃い目に出るのはマルチコートの威力と思われます。上部が歪ん
でいるのは撮影の影響です。
ニコン 8×30 WF 8.3°
古い機種だが使いやすくて愛用しています。実視界8.3°の威力は明
白で上記のビクセンより広々と見ることが出来ます。レンズはシング
ルコートのようで若干色が浅く出るようです。
ニコン 10×42 SE 6.0°
所有している双眼鏡の中では最も高額のもの。10倍でありながら6
.0°の実視界はビクセンの8倍と同等だ。重くて高倍率なので手持ち
し難いのが難点です。10倍の威力は大きい。細部を見ることが出来
るが色合いはやや落ちるようです。
ニコン 7×50 6.2°
最近購入したもの。7倍と倍率は低いが対物が50ミリなので明るさ
はあります。ニコンの現在販売品は実視界が7.3°であり6.2°と狭
いのは古くて安物製品のためらしい。韓国で生産していて不人気のた
めたたき売りされたといいます。オークションでの平均落札価格は5
千円ぐらいだが5450円で落札しました。倍率が低いためシャープ
な画像に見えるし色合いも悪くありません。これ買い得かも。
ミノルタ8×22 6.5°
双眼鏡でオートフォーカスという珍しい機種です。もちろん動作品だ
が今回ピントは手動です。接眼部が特殊な形なので写しにくいです。
その点を差し引いても解像度も色合いも落ちます。
ビクセン単眼鏡 6×16 9.3°
番外で掲載。コンサートなどで使用しています。マルチコートで良い
レンズを使っているように見えたが比較してみると安物臭がぷんぷん
ですね。まあ期待はしていなかったが。この中ではニコンの7倍と8
倍が良かったと結論します。
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