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2021年6月28日 (月)

海津市歴史民俗資料館

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岐阜県海津市にある資料館です。海津といえば輪中と低地の農業が有

名で、城のような形の資料館も輪中の建物を模しています。

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揖斐川、長良川、木曽川に挟まれた地域であるため花嫁さんも船で嫁

入りをしたらしい。

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輪中や河川改修の資料が多数展示してあります。これは土手に杭を打

って杭の高さ以下に低くしてはならぬとしたもの。常に洪水の危険が

あった地域なので大事なことだったのでしょう。

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輪中は水害から集落や田畑を守るための堤防だが、江戸初期に御囲堤

が尾張の木曽川沿いに築かれ、木曽川から尾張側へ流れる河川が締め

切られることにより木曽川の水量が増して水害が起こりやすくなった

。また、木曽川西岸の堤防は御囲堤よりも3尺低くしなければならな

いこともあって水害が絶えなかった。

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竹籠に石を入れたもので土手を補強した。

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昔、船に乗って稲刈りをする写真を見た記憶があるのだが、この地域

のことだったのか。

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江戸時代には高須松平藩として治められました。松平容保はこの藩の

出身らしいです。お館の一部を再現した能舞台。

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