鳥取城天球丸を検査する
鳥取市内です。県庁近くにある鳥取城跡を目指します。
戦国時代から江戸時代の城跡です。城は明治10年頃解体され石垣な
どが残されています。こちらは唯一現存していた中仕切門だが台風に
よって倒壊したものを再建したものらしい。
土と石で作られた階段を上っていくのだが、あまり整備された状況で
なく歩きにくい所もあります。石垣は延々と続き規模の大きい城だっ
たことを窺わせます。
天守台跡から少し降りたところに何やら不思議な形をした石垣がある
。二の丸跡にある天球丸です。池田長吉の姉で天球院が山崎家を去っ
た後、この地に居住していたという。三階櫓、御風呂屋御門などの建
物があり江戸時代後期には石垣のたわみを防ぐために球面を持つ巻石
垣によって石垣下部が補強されこの形になったらしい。これは港や河
川の工事に用いられるのが主で城郭の補強に用いられるのはきわめて
珍しい。
コメント