ハーモニーホール大ホールでの演奏会です。
土曜日のせいか15時開演です。終了が遅い時間にならないのでこれ
は有難い。席は最前列左から7番目で中央から離れているがチケット
購入が遅れたので仕方あるまい。
ヴィヴァルディ「四季」の演奏で有名なイタリアの合奏団だがホール
で聴くときがやってくるとはね、感慨深いものがあります。大体クラ
シックファンなら四季の2,3枚、CDは持っているもので、最初に買
ったのがイ・ムジチという人も多いと思います。ハーモニーホールの
ホームページに出ているこの画像が最新のようで確かにヴァイオリン
は2名の女性奏者がいました。曲はモーツァルト ディヴェルティメ
ント、ヘンデルが2曲、テレマンのディヴェルティメント、モーツァ
ルトのモテット。ディヴェルティメントとは嬉遊曲と訳されて楽しい
曲というような意味らしい。またモテットとは宗教曲のことらしい。
イ・ムジチ合奏団との関連は不明だがソプラノの天羽明惠氏。ヘンデ
ルのオペラ「ジュリオ・チェーザレ」からと「セルセ」からの2曲。
モーツァルトのモテットが1曲です。プログラムに出ていた写真は随
分若いのだがこの画像の方が近いと思います。ヨーロッパ各地でも活
躍しているらしいがさすがに素晴らしいソプラノを聴かせてくれまし
た。最後は四季だがもちろん音色はおなじみのもので全く違和感なく
聴けました。途中コツコツと演奏とは別の音がする。ヴァイオリンの
第一奏者がテンポを取るため靴のかかとを鳴らしているのだ。前の人
しかわからないだろうけどこれはいけません。奏者も演奏に懸命で気
が付いていないのかも知れないがやめてほしい。12名の合奏団なの
で、大ホールでは後ろの聴こえ方が悪かったのではないでしょうか。
興行の事情もあるだろうが小ホールの方が適当であると感じました。