2023年5月27日 (土)

カルネットコンサート

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鯖江市文化ホールホワイエで開催されました。今回は「オカリナと歌

の共演ふるさとライブ」です。

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オカリナは代田雅揮氏。様々な楽器を演奏するらしいがオカリナでは

「第5回日本オカリナコンクールデュエット部門」さらに第7回同部

門で全国2位の実績らしい。

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歌手は山崎ゆきさん。鯖江在住で以前にNHKのど自慢で合格してい

るらしい。

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オカリナの優しい音色と山崎さんの美しい声がホワイエに響きます。

お互いに邪魔をしない音色であって充実した1時間余りを過ごすこと

が出来ました。鯖江市はこのような力の入り過ぎないコンサートやシ

ニア向けの講座があるなど他市の住民からは文化レベルが高いと感じ

ます。

2022年12月11日 (日)

小松亮太バンドネオンコンサート

開館5周年の三国未来ホールで開かれました。私には久しぶりの音

楽会です。

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三国未来ホールは三国病院の隣にあるのだが5年も前に出来ていたと

は知らなかった。

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小松亮太は日本を代表するバンドネオン奏者らしい。ギターのレオナ

ルド・ブラーボ、福井浩気によるトリオの演奏会です。

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曲目はラ・クンパルシータ:ロドリゲス・リベルタンゴ:ピアソラ・

エル・チョクロ:ビジョルドなど。多くはタンゴの名曲らしいが初め

て聴く曲が多い。

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小松亮太の説明によるとバンドネオンとアコーディオンと全く違うら

しい。見分け方はバンドネオンが横長、アコーディオンは縦長となる

。鍵盤の有る無しでは区別できないとのことです。オーボエのような

音からチューバのような音まで実に多彩な音が出るのですね。タンゴ

の曲を堪能しました。

2022年9月10日 (土)

越前市モノづくりフェスタコンサート(サンドーム福井)

たまたま行ったモノづくりフェスタでの演奏会です。

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武生国際音楽祭プログラムの一つでまちなかコンサートという位置づ

けらしい。

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出演は打楽器アンサンブル・レバレッジ。関西のグループという。

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演奏曲はトルコ行進曲 / W.モーツァルト、情熱大陸 / 葉加瀬太郎、

くまばちの飛行 / R.コルサコフ など。

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マリンバの音は下方に放射されるので堅い床の上に出して演奏です。

確かにこの方が音も大きいし豊かに聴こえました。マリンバのメーカ

ーロゴは一瞬コルグと読めて、不思議だったのだがよく見るとコオロ

ギでした。知らなかったのだが越前町に工場があって世界的なメーカー

らしい。演奏者の皆さんがこのメーカーのを使用しているという。た

またまの演奏会だったが素晴らしい音楽を聴くことが出来ました。

2022年4月27日 (水)

カルネットコンサート

カルチャーネットさばえ主催の鯖江市文化センターでのコンサートで

す。鯖江市文化センターは昨年リニューアルしていてずいぶん新しい

ホールに見えました。今回のコンサートはホワイエに椅子を設置しそ

の前で演奏されますが、天井が高いので音響的には問題はなさそうで

す。客席は多くの鯖江マダムでほぼ満席の状態でした。

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今年初めての開催らしい。カルネットの意味が分からないのだが演奏

方式からきた造語みたいですね。

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フルート2名、ハープ1名の構成です。フルート2名はディオで「樂

」を結成。かなでるという意味を持つらしい。

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ハープの山本真美氏は日本ハープ協会北陸支部福支部長らしい。

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北村年子氏は豊岡短期大学非常勤講師らしい。

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佐々木美香代氏はフルート講師らしい。

曲目はメンデルスゾーンとラハナーの主題による3つの二重奏曲、組

曲くるみわり人形、フルート二重奏で虹の彼方に、ハープソロで引き

潮、白鳥の湖幻想曲など。

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くるみ割り人形では紙芝居形式で物語の解説と演奏が行われました。

最前列に座ったのだが、生の演奏を目の前で聴くのは素晴らしい。フ

ルートの音色が多彩なのは驚きだったし、ハープの精細な音も良かっ

た。充実のひと時でした。

2022年2月13日 (日)

リサイタル・パッシオ公開収録

美浜町生涯学習センターなびあすで行われました。リサイタル・パッ

シオはNHK FMで放送している音楽番組で、以前の「リサイタル・

ノヴァ」です。

ピアノ 竹田理琴乃 

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石川県出身でポーランド国立ショパン音楽大学を首席で卒業したらし

い。ショパンコンクールには昨年度を含めて二度出場している。曲目

はショパンの練習曲やワルツ、バラード。チャイコフスキーのドゥム

カ。演奏は素晴らしいと思うのだが私には馴染みのない曲ばかりでそ

こは残念でした。

なびあす自慢のピアノはお馴染みのファツィオリ。ショパンコンクー

ルでは今までスタインウェイを使用する奏者が多かったが昨年のコン

クールでは一位、三位、五位の三人がファツィオリを使用したらしい

ソプラノ 高瀬百合絵

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富山県出身で東京音学大学及び大学院を首席で卒業したらしい。国内

数々のオペラに出演しているという。曲目はカルメンからハバネラ、

翼をください、オブラドルスのエル・ビト、レハールのヴィリアの歌

、ワイルやプッチーニなど。張りのある澄んだ声でさすがに素晴らし

い。ハバネラや翼をくださいは知っているがその他は知らないのでこ

れも残念でした。

司会 金子三勇士

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ピアノ演奏家で外国でのコンクールに数々優勝しています。2018

年度からリサイタル・パッシオの司会をしているらしい。

なびあすのホールは大きくはないのだが、ホールの天井や側に多くの

反響板が設置され音響を重視した造りになっています。ピアノの音や

ソプラノの声も不足なく聴こえて後ろの席でも満足できました。高音

部の方がより明瞭に聴こえたのだがそれだけ響きが良かったというこ

とだね。

2021年11月24日 (水)

華麗なるガラ・コンサート

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ハーモニーホール大ホールでのコンサートです。正式名は11/23

 クラシック・キャラバン2021 華麗なるガラ・コンサート。こ

の場合のガラとは特別公演といった意味でソロリストの演奏を中心に

組み立てられるのが多いらしい。

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あいにくの雨と風の日だが大勢の観客です。ステージから前4列は無

観客でコロナ対策のようだ。座ったのは前から9列目の中央で良い席

とされるが、何度も指摘しているとおりステージの高さに比して低す

ぎる。せめて後50センチ高いと良いのだが。

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日本クラシック音楽事業協会が主催し楽団はスーパー・クラシック

・オーケストラ。フリーランスのアーティストが集まった楽団らし

い。演奏者が多くざっと見ただけでも80人以上で曲により入れ替

わるのだが多いときは100人ぐらいだったのではないか。指揮は

円光寺雅彦。一曲目は「威風堂々」

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そして戸田弥生の「序奏とロンド・カプリチォーソ」福井市生ま

れの戸田弥生は2013年にハーモニーホールで聴いた以来だが

に堂々とした演奏で力強さを感じた。世界で活躍しているだけ

に当然のことだ。第一部最後は「ボレロ」だが曲の終わりにはこ

れでもかとばかりのフォルティッシッシモで、演奏したくても出

なかった団員の思いをぶつけているように感じました。

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第2部は歌劇の曲が続きます。市原愛は「ジャンニ・スキッキ」

「私のお父さん」美浜のなびあすで聴いた以来だが相変わらず美

しい声だ。最後は第9番の「合唱付」4人の歌手の他、正面2階

席には60人の藤原歌劇団と二期会合唱団がずらりと並び充実の

演奏と歌が聴けました。素晴らしかったです。

2021年8月17日 (火)

黒谷観音で演奏会

大野市にある佛性寺 黒谷観音は御開帳大法要が行われていたらしい。

最後の15日には演奏会がありました。

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大勢の人がお参りされていました。

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演奏会のためのマイクやスピーカーのセッティングが忙しそうです。

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大野市出身の演奏家二人で結成している「デュオ・キートス」のお二

人。ヴァイオリンの松谷由美さんは京都市交響楽団所属。ファゴット

の羽生尚代さんは大阪ドルチェミュージックアカデミー講師らしい。

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法堂での演奏会は珍しいと思うが違和感なく聴けました。キートスは

ありがとうの意味らしい。2004年に結成し訪問演奏を主体に活動

しているらしいです。

2021年7月20日 (火)

ハーモニー ブンカさろん

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一流の演奏家による音楽会なので聴きに来たのだが、いつもの演奏会

とは違っていました。お話と演奏会とされていて、ハーモニーホール

とも関係の深い中村聡武氏が音楽プロデューサーとして今日に至るま

でを話すという趣向です。

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ヴァイオリンは川畠成道氏。私もCDを持っていてメガネの印象が

あるのだが今日はメガネなしでした。

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ピアノは佐藤勝重氏。スマートな印象の方です。

演奏曲はマスネ タイスの瞑想局。サラサーテ ツィゴイネルワイ

ゼンなど。自由席だったので前から7列目の中央に座ります。この

位置でも舞台からは少し低いが、あまり遠くなるのもね。いつも思

うのだが、ハーモニーホールは舞台から見て椅子の位置が低いと思

う。選んだ席からはヴァイオリンの音もピアノも素晴らしく聴こえ

ました。もっと演奏を聴きたいのだが、中村氏の話が延々と続くの

で残念です。話も重要なテーマなので仕方ないけどね。帰りに何

らお菓子のようなものをいただきました。ホールの隣にあるグラ

・シェフ クーゼーの一品らしいです。

2020年10月12日 (月)

福井バロックノーツ演奏会

ハーモニーホール小ホールでの演奏会です。

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この演奏会は3月終わりに予定されたのだが新型コロナ感染の影響で

6月に延期。それも延期になり10月にやっと開催されたものです。

ハーモニーホールの他の公演も次々と中止になっていくので関係者の

方は大変な思いをされたことと思います。もっとも今回の開催はネッ

ト上でも正式にアナウンスされていないようで不親切な感じはします

。私はハーモニーホールの公演カレンダーで知ったのだが以前にチケ

ットを購入したものの開催を知らずにそのままになっている人もいる

のではないか。

福井バロックノーツは2009年に結成されたらしい。フルートの中

村範子氏、リコーダーの中林彰氏、ヴァイオリンの八木美沙子氏な

は福井バロックノーツの所属だが、ヴァイオリンの近藤諒氏は福井

学医学部所属とされているし、福井交響楽団のメンバーも参加され

いるようです。曲目はクヴァンツ リコーダーとフルートのための

リオソナタハ長調。パッヘルベル 3つのヴァイオリンと通奏低音

ためのカノン。バッハ ブランデンブルク協奏曲5番、4番。テレ

ン リコーダーとフルートのための協奏曲。カノンを聴きたくてこ

に来たようなものだがいずれも丁寧な演奏で良かった。少々の不満

二つ。フルートの音が小さく感じた。女性の奏者なので音量が足り

いのかと思ったが、フルートの音の出口をステージ側に向けている

で客席側では小さく聴こえるようだ。チェンバロは電子楽器での演

だったが、音が小さくて音質も良いとはいえなかった。空気を切り

むようなチェンバロの音があってのバロック曲と思うのでこれは残

でした。

2020年2月29日 (土)

ハーモニーホール演奏会中止

新型コロナウイルスの影響は多大で緊急事態宣言や外出自粛、休校な

どとどまるところを知らない。県の施設も休止が発表されているのだ

がハーモニーホールは入っていなかった。何カ月も前から前売り券を

販売しているので休止など出来ないのだろうと思っていたのだがホー

ムページを見ると出ていました。

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この後の説明では演奏者が福井に来れなくなったとしている。

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諏訪内晶子の演奏は何枚もCDを持っているくらいで是非目の前で聴

いてみたい。2階席の端側の席を購入してあったのです。この後ハー

モニーホールチケットセンターから電話があって公演中止による払い

戻しの連絡がありました。端の席にしては12000円は高いとも感

じていたので実はほっとしたというのが正直なところです。3月29

日も公演のチケットがあるのだがこれも中止になるでしょう。当分演

奏会は無理ですね。

2020年2月 6日 (木)

山田和樹指揮読売日本交響楽団演奏会

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ハーモニーホール大ホールで行われました。席は2階横席中ほど。目

の前に手すりがあって左側の演奏者は全く見えないがA席としてはこ

の辺しかなかったので仕方がない。

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山田和樹氏は読売日本交響楽団首席客演指揮者として2年目らしい。

2014年7月にスイス・ロマンド管弦楽団の指揮者としてハーモニ

ーホールで振っています。やさしい顔つきの方で印象は浅かったのだ

がその後の活躍については音楽雑誌に頻繁に登場している。当日は開

演の前に氏による演奏曲目の解説がありました。

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ヴァイオリンのネマニァ・ラドゥロヴィチはセルビア生まれらしい。

爆発したような髪を後ろでまとめるというおよそクラシック演奏家に

はとても見えないいで立ちでした。読響とは2度目の共演という。

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読売日本交響楽団は1962年に設立されたらしい。民放の音楽番組

でおなじみですね。当日のコンサートマスターは長原 幸太氏。演奏曲

は先ずマーラー 花の章。後半に演奏されたマーラーの「巨人」の一

部だったのだが交響曲として4楽章にこだわったマーラーが5楽章か

ら抜き出して独立させたらしい。ヴァイオリン協奏曲はハチャトゥリ

アンのヴァイオリン協奏曲 ニ短調。もちろん初めて聴く曲だが剣の

舞によく似たメロディ部分がありました。ピアノ協奏曲や交響曲も作

曲しているらしい。最後はマーラーの交響曲第一番 ニ長調「巨人」

CDは持っているのだがとっつきにくい曲と思っていました。演奏の

終わりにはテンパニィーやグランカッサ、金管楽器が爆発して絢爛な

音を聴くことが出来ました。この音が再生できなければこの曲の良さ

は判り得ないのかも知れないですね。

2019年12月14日 (土)

トリオAXIS デビューリサイタル

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ハーモニーホール小ホールでの開催です。エントランスには華やかな

クリスマスイルミネーションが飾られています。

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トリオAXISとはハーモニーホールふくいにて結成された新星弦楽

トリオとされる。AXISとは「軸」を意味しハーモニーホールふく

いを拠点としてコンサートや子供たちへの指導などをするらしい。

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ヴァイオリンの佐久間聡一氏は広島交響楽団のコンサートマスターら

しい。

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ビオラの生野正樹氏は各交響楽団に客演として参加しているらしい。

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チェロの奥泉貴圭氏はソロ室内楽奏者として活動しているらしい。

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今川裕代氏は福井県出身。大阪芸術大学准教授、東京音楽大学指揮科

アドヴァイザーらしい。曲はバッハ変奏曲からアリア。ドホナーニの

セレナード。笠松泰洋の新作南の島。この曲はAXISのために作曲

されて今回が初演とのことです。最後はブラームスのピアノ四重奏一

番。弦の音もピアノもしっかり聴けてこういう雰囲気を愛する文化人

に少しなったような気がしました。アンコール曲もブラームスだった

がいずれも私は聴いたことがなくもう少しわかりやすい曲の方が良か

ったですけど。

2019年9月29日 (日)

イ・ムジチ合奏団演奏会

ハーモニーホール大ホールでの演奏会です。

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土曜日のせいか15時開演です。終了が遅い時間にならないのでこれ

は有難い。席は最前列左から7番目で中央から離れているがチケット

購入が遅れたので仕方あるまい

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ヴィヴァルディ「四季」の演奏で有名なイタリアの合奏団だがホール

で聴くときがやってくるとはね、感慨深いものがあります。大体クラ

シックファンなら四季の2,3枚、CDは持っているもので、最初に買

ったのがイ・ムジチという人も多いと思います。ハーモニーホールの

ホームページに出ているこの画像が最新のようで確かにヴァイオリン

は2名の女性奏者がいました。曲はモーツァルト ディヴェルティメ

ント、ヘンデルが2曲、テレマンのディヴェルティメント、モーツァ

ルトのモテット。ディヴェルティメントとは嬉遊曲と訳されて楽しい

曲というような意味らしい。またモテットとは宗教曲のことらしい。

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イ・ムジチ合奏団との関連は不明だがソプラノの天羽明惠氏。ヘンデ

ルのオペラ「ジュリオ・チェーザレ」からと「セルセ」からの2曲。

モーツァルトのモテットが1曲です。プログラムに出ていた写真は随

分若いのだがこの画像の方が近いと思います。ヨーロッパ各地でも活

躍しているらしいがさすがに素晴らしいソプラノを聴かせてくれまし

た。最後は四季だがもちろん音色はおなじみのもので全く違和感なく

聴けました。途中コツコツと演奏とは別の音がする。ヴァイオリンの

第一奏者がテンポを取るため靴のかかとを鳴らしているのだ。前の人

しかわからないだろうけどこれはいけません。奏者も演奏に懸命で気

が付いていないのかも知れないがやめてほしい。12名の合奏団なの

で、大ホールでは後ろの聴こえ方が悪かったのではないでしょうか。

興行の事情もあるだろうが小ホールの方が適当であると感じました。

2019年7月24日 (水)

若い芽コンサート 2019

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ハーモニーホール小ホールでの演奏会です。

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音楽を学ぶ福井の中学生・高校生がプロの演奏家と共演する、若手育

成コンサート。公開オーディションで選ばれた出演者たちが、日頃の

練習の成果を披露するとされる。毎年この時期に開かれているのだが

聴きに来る人が増えている感じがする。今回はバックシートも使用さ

れていました。

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ピアノの森岡瑞貴氏。藤島高等学校2年生であり昨年出場のフルート

奏者金巻明希氏とディオを結成しているらしい。曲はドビュッシーの

ピアノのために。

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ピアノの満月里久都氏。鯖江市中央中学校1年生らしい。曲はバッハ

、ベートーヴェン、ショパン、バルトークのピアノ曲。

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クラリネットの谷川美翔氏。鯖江高等学校3年生らしい。曲はガーデ

幻想小曲集、ウェーバーの小協奏曲。

フェスティバル・カルテットの方々。

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毎度おなじみの松田由美氏。

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おなじみの荒井 結氏。

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ヴァイオリンの荒井亮子氏。

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ヴィオラの笠川 恵氏。ヴィオラの発する高音域は実にきれいですね

。ヴァイオリンと違って刺激音を全く感じない。気に入りました。若

い人の演奏を聴くのは初々しくて実に気持ちが良い。少々音のおかし

い部分も感じたがそんなこと誰も気にしないでしょう。毎度のことだ

がフェスティバル・カルテット方々の若い演奏者に対する愛情が感じ

られて私の心もあたたかくなりました。

2019年7月21日 (日)

ゆめおーれ勝山 イベントホールでジャズコンサート

Tea time JAZZ というのが正式名らしい。

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コンサートの前にたじまさんからジャズについての思い出など話があ

りました。

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このコンサートについてのプログラムなどは一切無く、歌手や奏者の

名前はスウェーデンギタリストのピーターサンデン氏しか表示されて

いない。したがって説明はあったのだが書くのはやめておきます。し

かし勝山市も名前や演奏曲の一部ぐらい出しておいてくれても良いよ

うに思うのだがね。

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ずいぶん魅力的な女性でかつ自分をアピールするところは何処かを

く分かっている方のように見えました。英語が堪能のようでサンデン

氏との会話をほとんど担当していたようです。ジャズボーカルという

のはあまり聴いたことがないのだが、スキャットというのですかアド

リブで歌うのが得意なようです。

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トランペットでソフトな音を出すときは消音器をつけるものだと思っ

ていたが一流の奏者はそんなもの使わなくても自在に出せるようです。

上手い。

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三歳になるお子様が会場に来ていたらしい。奥様は日本人のように見

えました。片言の日本語を話します。

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如何にもベース弾きといった風貌といえます。弓も用意されていクラ

シック演奏のように弾くときもありました。

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無料で一流のジャズ演奏が聴けるのは実にありがたいです。地方に住

む我々は演奏を聴く機会も少なくて慣れていないわけだが、こんな機

会が増えればジャズも身近に楽しめるようになると思います。

2019年7月 3日 (水)

クレ ド ファ コンサート

日赤病院エントランスホールで行われたコンサートです。

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クレ ド ファ とはフランス語でヘ音記号をいうらしい。低い音域を

示すものだが、グループの求めるものにふさわしいのでこの名前にし

たといいます。

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フルートの小林敏江氏。現在は金沢在住らしい。

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ソプラノの小林奈保美氏。美しい声で我々を魅了します。

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アイリッシュハープの山本真美氏。アイリッシュハープは初めて見ま

たが、現在使われるハープの基になったようなものらしい。弦は金

属とのこと。反響板らしいものはなくて単調な音にも聴こえるがハ

プの音には間違いない。

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ピアノは高橋則枝氏。

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日本の懐かしい曲が次々と演奏されました。場所がエントランスで音

が四方に拡散して演奏家には厳しい条件であったことと思います。せ

めて後ろに衝立をおくなどして、音の拡散を防ぐと良かったと思うの

ですけどね。しかし身近でこのような音楽が聴けるのは本当に有難い

ことです。

2019年4月28日 (日)

ゆめおーれ勝山でフルート演奏会

ゴールデンウイーク特別企画としてはたや記念館で演奏会が開かれま

した。

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フルートは田賀優及子氏。福井県の有名フルート奏者らしい。

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ピアノは渡邉杏奈氏。電子楽器によるピアノ音の演奏でした。しかし

電子楽器といえども実にしっかりした音でピアノを彷彿させるもので

した。外部スピーカーも使わずに良い音が出るものだね。

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催しとしての無料の演奏会のためか演奏曲などのプログラム類は一切

ありません。童謡、クラシック、歌謡曲と多彩な曲目だったがわから

ない曲もあるので曲名表示はあった方が助かります。例によって最前

列で聴いていたのだが、フルートの甘い音色、そして息遣いも聴くこ

とが出来て大満足の一時間でした。

2019年2月 3日 (日)

ロベルト・フォレス・べセス指揮NHK交響楽団演奏会

ハーモニーホール大ホールでの演奏会です。

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ロベルト・フォレス・べセス氏はオーヴェルニュ室内管弦楽団音楽

督・主席指揮者とされているが初めて聞く名前だ。’17年にN響

で初指揮をして今回は再招聘らしい。曲目はチャイコフスキーの歌

劇「エフゲーニ・オネーギン」から「ポロネーズ」同じくチャイコ

フスキーのピアノ協奏曲第Ⅰ番。ピアノはソン・ヨルム氏。そして

ドヴォルザーク交響曲第7番。N響のコンサートマスターは伊藤亮

太郎氏。

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伊藤亮太郎氏は初めて見ました。N響というと篠崎史紀だと思ってい

たのでこれは意外でした。そして楽団員だが見たことのない人ばかり

です。もちろん知っているのは数人であるわけだがそれらの人は全く

見えなかった。コントラバスを弾く大柄の女性は当然初めてだし楽団

員も世代交代が進んでいるのでしょうか。それともN響のサブメンバ

ーなんでしょうかね。

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ピアノ協奏曲第1番のソン・ヨルム氏はピョンチャン音楽祭の芸術監督

に就任しているらしい。なかなか魅力的な人です。席はバックシート

最前列の端側。バックシートの場合ピアノの反響盤が邪魔して直接音

が聴けないという、協奏曲には全く不向きな席だが予算の都合なので

仕方がない。それでも曲の美しさを感じるのには十分でした。演奏は

勿論素晴らしかったが、初めて見聴きする楽団は随分新鮮に感じるも

のですね。

2019年1月28日 (月)

ロシア国立ワガノア・バレエ・アカデミー 「人形の精」&「パキータ」

ハーモニーホール大ホールでおこなわれたバレエ公演です。

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バレエの演目は人形の精&パキータとなっているが勿論全く知らない

し、ワガノア・バレエ・アカデミー というのも初めて知った名前です

。しかし一生の間には一度は見ておきたいですよね。演奏はセントラ

ル愛知交響楽団。指揮はワレリー・オフシャニコフでワガノア・バレ

エ・アカデミー 音楽監督です。バレエの動きを見ながら演奏するので

熟知した人が指揮をするのは当然でしょう。

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人形の精はおもちゃ屋さんで見た人形たちの物語。民族衣装なども着

たダンサーが華やかに踊ります。

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パキータはもともとフランス人青年将校の恋の物語らしいのだが、今

日ではストーリーはなく舞踏会の場面の踊りだけが演じられるとの事

。ダンサーは若くて美人ばかりだし、華やかな衣装や踊りが目にも鮮

やかといえる。席は後ろの方だったので双眼鏡を持参したのだがほと

んど使用する事はありませんでした。華麗で超人的な動きはすごいの

だが、踊りだけでは私の場合だんだん飽いてくる。演目がストーリー

の無い物なので余計そう思うのかも知れない。オペラのように、歌有

り踊りありセリフありのほうがより楽しめるのは間違いないところで

しょう。しかし芸術のわからぬおっさんのたわごとと言われそうです

ね。

2018年11月23日 (金)

郷古 廉 & 加藤洋之 ブラームス ヴァイオリン・ソナタ・ツィクルス

ハーモニーホール小ホールでの演奏会です。

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ツィクルスとは連続演奏の意味らしい。つまりブラームスばかりを演

奏するということですね。

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郷古氏は若く見えると思ったら1993年生まれらしい。25歳か、

若く見えるはずだ。以前に見たときは髭を蓄えていたが今回はきれい

に剃っていました。聴衆に媚びないというか愛想を振り向かない態度

は相変わらずで、ほとんど難しい表情のままでした。しかしこれも演

奏家ならば当然であろうと思います。

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ピアノの加藤氏は室内楽奏者としてコンサートや放送への出演、録音

等の演奏活動をしているらしい。郷古氏とは何度も演奏会を行ってい

るとのことです。席は例によって最前列の中央寄りです。こういう演

奏会は前の方に座るべきと思うのですね。ヴァイオリン一丁の音色を

聴くのに2階席は無理でしょう。

演奏曲はヴァイオリン・ソナタ第一番、第2番、第3番。ツィクルス

と称するだけにまさにブラームスのソナタ三昧といえます。以前に神

尾氏の演奏を聴いた時にはピアノの音が強すぎて閉口したのだが、今

回は全く違和感がなかったです。実に不思議だ。それとヴァイオリン

の音が、調弦する時からしてきれいな音なのです。プログラムを見た

らヴァイオリンは貸与されたストラディヴァリを使用しているらしい

。なるほど。演奏技術も良いのだろうが素人の私でも嫌みの無い澄ん

だ音に聴こえました。開演前にピアノの調律をやっていたのだが、途

中の休息中も調律をやっていました。演奏者からクレームが付いたの

かもしれないが、開演前に済ませておいて欲しいものです。うるさく

てせっかくの雰囲気が台無しになるからね。