ふくいの鉄道160年誌を読む
鉄道友の会福井支部というものがあるらしい。その歴史は古く昭
和39年に活動を始めたという。本年で50年をむかえた支部は記
念誌として「ふくいの鉄道160年」を刊行しました。
「特別に鉄道ファンというわけではないが、福井県の地理や歴史
には興味があるという人に読んでもらう」ことをコンセプトにしたら
しい。山賊の場合、鉄道にも地理にも歴史にも格別興味が有るわ
けではないが、知人が関係している本であることを知って購入しま
した。
タイトルはふくいの鉄道160年とされているが、福井県に初め
て鉄道が開通したのは130年余り前であって、その30年前に福
井県の偉人、橋本左内、横井小楠らが鉄道のことを記しているこ
とによるらしい。
編集者とは高校が同じで氏は一年先輩である。校内の放送室に
集まって時間を過ごしたわけだが、きちんとした性格の人で私の
書く文章についても手厳しく指導されたものだ。もちろんこのブロ
グにしてもこっぴどく指摘されそうで絶対に教えるわけにはいかな
い。その性格はこの本の編集についても遺憾なく発揮されている
ようで、官公庁発行の資料のような雰囲気もあります。
鉄道友の会福井支部では機関誌 わだち を発行していてPDF
または県立図書館でバックナンバーを見ることが出来ます。