ウエスギアンプでタンノイを聴く
大方の人は何のことか分からないと思います。
神戸に上杉研究所という真空管を使うアンプメーカーがあって、
そこのアンプと英国のスピーカを使って試聴会が開かれたわけ
です。場所は松本市のロイヤルオーディオ。松本市では老舗と
思うが、割と小さい店の2階です。
黒いのがタンノイの新しいスピーカーDC10Aで1台84万円!
タンノイというとウエストミンスターが有名なので、これがセットされ
ていると思ったのですが、どうもこの新しいのが売りらしい。
マニアはCDではなくターンテーブルで再生するのが当然という
風潮があるが、私は賛成しかねます。なによりゴミやレコードの
傷によるノイズの入るのが我慢できないのです。
下のはコントロールアンプで、58万8千円!
これがパワーアンプですが、2台で67万2千円!
モノラルアンプなのでこれが2台いるのです。
音はね、それは拙宅のレベルとは次元が全く違います。
評論家が再生音を表現するとき、「濁りのない澄み切った音」などと
いうけど、音もきれいだし音の出ていないときには、本当に静かに
聞こえる。静かに聞こえるとは変な表現だけどつまりそんな具合
です。まあ高額な製品なのでこれぐらいの音は出してもらわない
とね。買っても不満でしょう。組み合わせがよいのか、嫌みな音は
全くなくてそれでいて音の輪郭はしっかり出ていました。
こういう試聴会は本当に貴重です。メーカーも自信があるなら、
試聴室を解放して自慢の音をどんどん聴かせてくれれば良い
と思うのだけれど、宣伝ばかりで音はなかなか聞けないのです。
宣伝にもらったウエスギとロゴの入ったボールペン。
実に貴重品です。
先日おじゃましたお宅に同じ様な音響システムがありましたヨ。
祖父が残された趣味らしいのですが、処分を考えているとか・・・
詳しくないですが、もったいないなぁ~って思ってしまいました。(・_・)
投稿: cocoA | 2013年10月13日 (日) 06:08
それは本当に勿体ないですね。試行錯誤を繰り返し、
長い時間を掛けて築いてきた音のはずで、そこまで
いくのが大変なのです。
投稿: 山賊 | 2013年10月15日 (火) 15:48