岐阜サウンド・ハンターで試聴会
LUXMANからクリーン電源が新発売されたという。それを使用し
たら音はどう変わるのか、LUXMANが主催の試聴会です。
サウンド・ハンター岐阜店は21号線沿いにあるオーディオ機器販
売店です。岐阜では有名店であるらしい。
これがLUXMANのクリーン電源とされるもの。オーディオマニアに
は入力側のノイズや歪み、電圧変動などを嫌う傾向がありそのよう
なものを取り去るクリーン電源なる物が発売されるというわけです。
内部にPCMサイン波形を生成し、出力波形と比較制御して正確な
サイン波形を出力します。原理的には歪みやノイズ、電圧変動は
低減され発電機からの出力波形と変わらない状況が作り出されま
す。しかしね、と、ここで疑問が発生するわけだが、そもそもオーデ
ィオ機器には安定化電源が組み込まれていて入力の変動に対し
て出力が変化しないようにされている。特にアンプでは大出力のト
ランスや大容量の電解コンデンサを使用し、入力変動に対応して
いるのを売りにしているほどだ。そのような状況の中、クリーン電
源を使用して如何ほどの効果があるのか。実に興味深いことであ
る。
スピーカーはB&Wの803らしい。270万円余りの値段が付いて
いました。LUXMANの説明では、クリーン電源の差を知ってもら
うためにB&Wを使用しているらしい。
クリーン電源接続あるなしで音の違いを聴いてみたのだが、クリー
ン電源使用時の出力レベルが少し高いように感じられた。説明で
は歪みが減って奥行き感が増加しているという。本当かしらね。そ
れよりもB&Wスピーカーの音の素晴らしいこと。くっきりすっきり
でありながら刺激音は全く感じられずこれは凄い。実は良い音を
求めて各地を彷徨っているわけだが、今まで納得のいく音には巡
り会ってこなかった。くっきりすっきりの音はあるのだが刺激音が
ついて回り私好みの音ではなかったのです。このB&Wにはまい
りました。もちろんLUXMANも最高のアンプとプレイヤーを用意
しているわけで良い音の要素はあるのだが、やっぱり音を決める
のはスピーカーだね。一聴して今まで聴いてきた音と全く違うとい
うのが分かります。拙宅の音と比較するのも愚か。上には上が有
るものです。しかし20分の1の価格でもシニアには厳しいのであ
って夢のまた夢だね。
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