エリアフ・インバル指揮ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団演奏会
ハーモニーホール大ホールでの演奏会です。
CDのジャケットでよく見るのだが実際に見るのはもちろん初めて
。80歳を越えているらしい。
ベートーベンの協奏曲を弾くのは上原彩子氏。日本人で初めてチ
ャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門で初めて1位になった
人らしい。
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団はクルト・ザンデルリンクが
最初の指揮者だったらしい。ザンデルリンクのCDは何枚かある
のでその頃から有名な楽団であったようだ。席はバックシート前
列端の方。バックシートで4000円はちょっと高いと思う。
曲はベートーベンピアノ協奏曲第5番 皇帝。上原彩子の音はき
らきらと輝いて演奏技術でこんなに変わるのかと思わせるもの
でした。バックシートの場合ピアノの上蓋が邪魔をして直接音が
聴けないのだけど響きは十分聴けます。
次はマーラーの交響曲第1番 巨人。
福井でのマーラー演奏会は私は初めてです。マーラーファンにな
るとそれ以外は全く受け付けないほど傾倒することがあるらしい
。私などは分かり難いので敬遠するのだがそれからいうと私など
まだまだ初心者だな。エリアフ・インバルの指揮はさほど大ぶりな
動きではないものの、曲を演奏しようとする意気込みが溢れ、な
るほど指揮とはこうあるべきなのかと知らされました。のだめカン
タービレの玉木宏はただ振っているだけでしたね。音楽家では
ないので仕方がないけど。
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