県立大学でイグノーベル受賞記念講演会
イグノーベルとはノーベル賞を否定するという、いわばお笑いの
賞らしい。今年も日本人グループが2組受賞しているのだが、
その内の一員である熊谷英彦氏の講演が県立大学で行われた
のです。何でそんなところに行くのかですか。まあ好奇心は人並
みにあるのでね。
熊谷氏は石川県立大学の学長であって、酵素研究の分野では
有名な人らしい。イグノーベル賞はもちろん酵素の研究に関連し
ています。
ハウス食品の研究に学長が協力したらしい。テーマは涙の出な
いタマネギの研究です。
タマネギを切ったとき出る成分については、分かっているようで
分かっていなかったようで、明らかにするとともに涙の出ない
タマネギも開発したという。
会場は共通講義棟の講義室。40人ぐらいの聴講だが、周りは
若い学生とその関係者がほとんどで少々はずかしい気がし
ました。授賞式はハーバード大学で行われたらしいが、ノーベ
ル賞受賞者が箒で掃除する役だったり極めて楽しい受賞式ら
しい。もちろん研究内容は極めて高度なもので、ダイコン役者
の涙流し用にも活用が考えられるといいます。
賞金も貰ったらしいです。ジンバブエドルで10兆ドル!それとな
ぜかガラスを割ることの出来るハンマー1丁。ハンマーは古い
概念を打ち砕くと言うことでしょうかね。
ジンバブエドル10兆ドルは日本円で400円ぐらいとのこと。
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