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2013年12月20日 (金)

Stereo誌付録のデジタルアンプを試聴する

Stereo誌1月号の付録です。今回はデジタルアンプ。

2年前の付録もデジタルアンプだったが、今回は回路をそのまに

して出力を5Wから12Wにアップしたという。本の価格は3700円。

特別価格としても毎月発行の本としては高くなったね。

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中にダンボールの箱が入っています。

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開封するとこのような状態です。

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アンプ基板とACアダプター。薄いアクリルカバーと支柱。それを

止めるネジ4本。

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パワーアンプなのでスピーカーの出力端子が付いています。

金色に光るコンデンサが見えるのですが、これは以前より高級

品を使っているとか。入力端子も金メッキなので少しは良くなっ

ているようにも見えます。

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カバーを取り付けたところ。早速音を出してみましょう。

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現在使用中のアンプからスピーカーの線を外し、付録アンプに接

続します。

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CDプレイヤーはDENON1650AE。スピーカーはYAMAHA 

NS-1000Mでいつも聴いている音との差を見てみます。

先ずはジャズ。ブルーノート盤ではカチカチとした立ち上がりの鋭

い現代的な音が出ます。このスピーカーはこんな音が出るのだと

驚いたくらい。出力ボリュームを最大とすると十分な音量となり

不足はありません。さすがに低域と高域は少し落ちるようですが、

音の輪郭がしっかりしているので、ところどころハッとる音が

出てきます。クラシックも傾向は同じでしっかりした音ですね。

このアンプなかなかやるね。店頭で大型の高級筐体に入れて鳴

らしたら誰も気づかないかも知れない。じっくり聴くと、うるささが

気になるし、心地よさが不足しているようにも感じるけどこの価

格なら納得でしよう。

このアンプのように小型化できるのがデジタルアンプの特長で、

回路方式が違うのですね。現在使用しているラックスのアンプは

A級増幅回路で効率は極めて悪い。対してこのデジタルアンプは

スイッチングで増幅します。ONかOFF状態のどちらかしかなく、

中間の状態がないので損失が少ない。つまり効率が良いので

小型化出来るわけです。12W+12Wの出力とされていても

放熱板は無く、基板に直付けのICが1個だけですね。

回路上出力側にLとCが入るので音に疑問があったわけですが、

私が時代遅れでした。真空管アンプも良いけどデジタルアンプも

良いのです。

 

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