山賊 書を読む
さて問題の書です。
教えてもらいました。
ブログの設定上横書きになってしまうのですが、
まんろほうそうしょうじ きしんばていをうらやむ
なんぞまさにめいしゅをすて ついにこえんのせいになすべし
ばいりゅう うれいてあらそいひらき さんがのぞみうたまよう
しのんでしゅふつのたっときをむさぼって
ひとたびはくとうのたれるにまさす
「道いっぱいに芳草が茂り馬蹄の跡を見てはうらやんで
望郷の念をかきたてられる。
盟主に仕えていて故郷に帰ることは出来ない。
梅や柳が争うように芽生え、この頃の山河の景色を眺めては
心が迷う。意志にそむいて役に付いているが、いつしか白髪が
伸びゆくのに任せなければならない」
意味が分かると、さすがに書の芸術性が分かるような気がします。
コメント