J.Sバッハ名曲コンサート
ハーモニーホール大ホールで行われたバッハのコンサートです。
指揮は鈴木雅明氏。オルガンの演奏家でもあります。
合奏、管弦楽は鈴木氏が率いるバッハ・コレギュウム・ジャパン。
バッハの曲を中心としたバロック音楽を中心に活動しているらしい。
今回の私の席は前から21列目の真ん中。残響は多めですが、演奏
音や声量の不足は感じることはなくまずまずでした。
曲目は先ずオルガンのプレリュード変ホ長から。鈴木氏が中央上段
のパイプオルガンの前に座り演奏します。パイプオルガンの演奏って
実は初めて聞いたわけですが、地を這うような重低音を聞いていると
私の脳の波長と合うのでしょうか、ついつい瞼がふさがってしまいま
した。
パイプオルガン演奏の後は、管弦楽組曲代3番ニ長調。第2曲のエ
アはG線上のアリアとしてよく知られています。
休息の後カンタータが2曲。カンタータとは器楽伴奏付きの声楽で、こ
の後オペラへと発展したらしい。
バロック音楽というと、交響曲などと比べても取っつきにくいと思うの
だが、席はほぼ満席で、結構福井は音楽愛好家が多いと思い知りま
した。来ている人はやはり年配の方が多いようです。そして明らかに
女性の方が多いですね。
チェンバロを調律しているところ。チェンバロの音を実際に聞いたの
は初めてですが、確かにピアノと比べると地味な響きですね。
音程が狂いやすいのか、休息時間中にも調律が行われていました。
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