富山クラフトオーディオクラブ試聴会
魚津市の新川文化ホールで開かれた手作りアンプの試聴会です。
この試聴会は年2回開かれていて私にも案内が来ていたのだが、
昨年秋の案内は来なかった。会員でもないので来なくても仕方な
いと思っていたのだが、今年の春に来た案内状には事務局の方
が亡くなったことが記載されていた。亡くなったのは私がこの試聴
会に参加させてもらうために連絡を取り合った狐塚氏だ。物腰も
柔らかく接してくれた人だった。今回の試聴会は追悼の意味もあ
るらしい。
参加者は約50名。会長は欠席のようでいきなり開始です。
クラブから狐塚氏の功労に感謝し、表彰と御礼の品がご子息に渡
されます。隣の方は姉らしい。自宅には製作されたアンプが多くあ
るという。そうだろうね。
狐塚氏の遺作 300B シングルアンプで試聴が始まりました。
いつものアルテック。
専門誌「無線と実験」に製作記事を発表している征矢氏の作品。
誌に発表されたものです。松本から参加されました。
6FQ7、4パラシングルという凝ったアンプ。4本使用しても管が非
力のため4Wぐらいしか出ないとのこと。
シリコンカーバイドFET使用のアンプ。音は一直線に出てくる感じ
。このFETを使った安価なアンプの市販を待ち望んでいるのだが
超高級品ばかりです。
いずれのアンプも音の違いが明確に分かるわけもなく朗々と鳴っ
ていました。この音を自宅に持ち込むとどうなんだろう。私など
は刺激的な音が耳について音を上げるに違いない。ホールで聴く
音に評価は出来ないのではないか。この会で出品するアンプは
回路設計から測定まで個人がやっているわけだがレベルが高い。
アンケートに出品募集の項目が有ったので、最近作ったトライオ
ードのアンプを書いておいたのだが、メーカー設計の半完成品を
出したりしたら会員からは大笑いだろう。
最後に町野会長の挨拶。知事出席の会合のようなものがあって
遅れたらしい。
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