カラヴァッジョ展
柄にもなく名古屋市美術館にやって来ました。
イタリアのミケランジェロと称されるカラヴァッジョの作品はすべて
の人々の感情を揺さぶるとされる。日本では3回目の展覧会であるら
しい。
おどろおどろしい首切り場面が連続します。カラヴァッジョは盛り場
で暴れる放蕩の日々と一心不乱に絵筆を振るう画家の日々を交互に繰
り返し、殺人を犯し逃亡生活の中で野垂れ死んだという破天荒な人だ
ったらしい。ヨハネやキリストを描いた宗教画が多いのは時代を現わ
していると思います。館内に突然市長の河村たかし氏が現れた。数人
の市の職員と思われる人達とだが、例のだみ声は健在で何やら質問と
か持論を展開していました。短い時間の鑑賞でそれほど興味はなさそ
うでしたけどね。
常設展は藤田嗣治などの作品もありましたがそれほど有名なものはな
かったようです。
併設の喫茶店で一息入れます。衝撃的な作品を見た後はしみじみと苦
みを楽しむ。
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