サマー・ハープコンサート2015
ハーモニーホール 小ホールで行われたハープのコンサートです。
ハープのコンサートとは珍しいのではないですか。演奏者はマリ
ー=ピエール・ラングラメ。世界的に有名なハープ奏者らしい。
その他井上久美子、木村茉莉、篠崎史子、山崎祐介氏など。他に
フルート、ヴァイオリン、チェロの奏者も加わります。
席は最前列中央右側。音も弾き方も確認したかったのでね。
こうしてハープを目の前で見たのは初めてですが、見た目ほどは
重くないようで男性が一人で抱えて運んでいました。弦の種類は
決まっているようで赤色の弦が6本張ってあるのは共通です。ペ
ダルが7本もあるのは驚いた。音に微妙な変化を与えているよう
で、奏者は忙しそうにペダルを踏み換えていました。しかし女性奏
者の場合靴がハイヒールであるわけでこれは踏みにくそうですね。
運動靴のようなものが楽だろうと思うけど。演奏時は右肩側に倒
して弦を弾きます。ハープの底面は空いていてここから共鳴音が
出てくる仕掛けですね。しかし大がかりな楽器の割にはあまり大
きな音が出ないようで、これは非効率な共鳴方法を採用している
からでしょう。演奏曲はムソルグスキー、グリンカ、グリエール、石
黒 晶、バルトーク、イベール、ドビッシーなど。聞いたこともない
曲ばかりだし、ハープ一台だけでの演奏は少々寂しい。フルート
と組み合わせた演奏をどんどん聞きたかったです。最前列に座
っていると前を通る人の振動が椅子に伝わってくる。床が直付け
ではなく浮いていると思うのだが、これは音響的にどうなんでしょ
うか。床も反響装置として利用しているのかな。有名なコンサート
ーホールなのでその辺は十分考慮されていると思うのですけどね。
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