ジャズ喫茶ヤードバード訪問
ジャズ喫茶と言うと高級オーディオ装置でジャズなどを鳴らしたり
ジャズライブを行ったりしているのが普通だが、近年は探し歩かね
ばならないほど数が減っているようだ。特に有名なのは岩手県一
関市の喫茶ベイシー。これはステサン誌に店主の随筆が連続掲
載されていたので大いに興味があるのだが陸奥は遠い。
こちらは岐阜県可児市のヤードバードです。
花フェスタ記念公園近くの道路沿いにあります。しゃれてはいます
が普通の住宅のようにも見えます。
ドアーは二重で最初のドアーを開けるとプレイヤーやLPレコード
などが見えます。かなり本格的。
店内の照明は大分落としてあって薄暗い。広さは20畳あまりでし
ょうか。スピーカーの近くに画像が出ているのだが、これは演奏し
ているレコードジャケットの表紙を撮しているようだ。レコードを知
らない者にとっては大変親切で有り難いです。
アイスコーヒーを注文しました。600円。
スピーカーはJBLの4365。
そしてマッキントッシュのMC302。定番ですね。
CDプレーヤーもあるようだが本日聴いたのはLPレコードのジャ
ズのみです。スクラッチノイズが出たりトレース時の歪みを感じた
りしたが非常に素直な音で刺激的な音はほとんど感じなかった。
15インチウーハーから出る低音は迫力十分。豪快な音が聴け
ました。スピーカーからの音は大音量なのだが、低域がだぶつい
たり中域の耳障りな反射音を感じなかった。どうもこの部屋自体リ
スニング用にチューニングしてあるようで残響が全く気にならない。
これは良いね。私の装置もこういうところで鳴らすときっといい音
が出ると思うのだが。
こちらが店主です。なにしろLPなので15分に一度ぐらいはレコー
ドをかけ直さなければならない。これだけ手間を掛けてもLPの魅
力には逆らえないらしいです。帰りにまた来てくださいとにっこりさ
れました。この音が好きならいつでも聴きに来てと言われたようで
、わかるなー店主のこの気持ち。
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