2023年8月27日 (日)

天心記念五浦美術館

水戸駅から常磐線で1時間、大津港駅に着きます。美術館へは公共交

通はなく歩くかタクシーになります。この暑さなのでもちろんタクシ

ーに乗ります。2013年には福井県立美術館で「空前絶後の岡倉天

心」が開催されていてその時の印象が強く残っているので興味深い。

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岡倉天心は明治の時代の中で日本の伝統美術の優れた価値を認め、美

術行政家、美術運動家として近代日本美術の発展に大きな功績を残し

たとされる。晩年北茨城五浦の地に日本美術院を移転し、横山大観、

下村観山、菱田春草、木村武山を移り住まわせます。

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この美術館は天心の多方面にわたる業績を顕彰すると共に新しい日本

画を創造した五浦の地の歴史的意味を紹介している。

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大観などの作品5本の掛け軸のみが撮影可能です。写真や文章など当

時の時代を写すものが多くあるのだが、こちらに来た人のみしか知る

ことが出来ないのは残念な所です。

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福井藩出身の武家の子で、東京美術学校の設立に大きく貢献し、後年

に日本美術院を創設した。英語が得意だったことから同校講師のアー

ネスト・フェノロサの助手となり美術品収集を手伝ったという。経歴

を見ると実に才能豊かな人で明治の時代にこのような偉人がいたこと

を誇りに思います。

茨城県立歴史館

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蔵前からは2時間半。水戸にやって来ました。

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水戸駅からはバスに乗ります。歴史館は偕楽園の隣にあって地味な

在のためか地元の人でも知らない人がいるらしい。

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入館料は350円。博物館と文書館の機能を持つらしく確かに文書の

展示が豊富であると感じました。

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この地にも親鸞の影響は濃く残っています。

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もちろん水戸徳川家についての資料が多い。

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尊王攘夷派の天狗党は水戸藩士によって結成されました。幕末最大の

悲劇と言われています。古文書が豊富な博物館だが、私にはとても読

めるものではなく訳文をつけて欲しいです。ここに貴重なものが有り

ますよと展示しているだけでは博物館として片手落ちだと思います。

学芸員はそのためにも居るのでしょう。

2023年8月26日 (土)

東横インの朝食

7時にロビーを利用した朝食会場に行きます。10人もいない風でや

けに人が少ない。宿泊者が少ないのだろうか。

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以前からこちらの朝食は簡素と感じていたのだが今回もそのようでし

た。もちろんホテル代込みの食事なので文句は言えない。パックに詰

めるようになったのはコロナ過からだが現在他の店は止めている。こ

ちらが続けているのは省力化のためと思われます。

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玉子焼きを大量に取ってきたが甘みが強いので減点です。

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オレンジジュースは本格的な味。

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パック詰めなので片づけは非常に簡単です。ここにきて満腹しました

。朝にこれだけあれば一日元気に過ごせます。