情けないぞ国土交通省
情けないとするのはこれで2度目ですね。前回は不正燃費問題について。別に国土交通
省に恨みが有るわけではないがつい言いたくなります。報道によると日産に続いてスバ
ルも完成車検査で無資格者が関わっていたらしい。何十万台ものリコールを行うらしい
が全く無駄なことである。完成検査の詳細は分からないが完成車は1分に1台というよ
うなスピードで流れている。そのような状態で出来る検査などしれていてブレーキとか
ライトとかの内容ぐらいであろう。工場では各工程ごとに検査を実施し完成したとき問
題が出ないようにしている。完成検査で問題の出ることなどあっては困るのである。完
成検査員が見つける性能不良などは皆無であって、せいぜい性能試験データーにチェッ
クを入れるぐらいではないか。その状況で資格者など不要と考えるのは普通であると思
われる。日産にしろスバルにしろ資格検査員を廃止するよう国土交通省に働きかけな
かったのは問題だが、国土交通省も旧態依然とした状況を見直そうとしないのも問題
だ。しなくても良いことはなくせば良いではないか。国土交通省は安全上問題だと今回
も激怒しているようだが、資格のある検査員がいれば安全だとするのは許認可権限を守
りたい体質からくるのではないだろうか。トヨタなどはしっかり資格のある検査員が完
成検査を行っていたいたようだが、無駄なこととは思わなかったのだろうか。自慢のカ
イゼンも大したことはないのかもしれない。